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エステル記 9:1-2-13 リビングバイブル (JLB)

1-2. いよいよ運命の日、二月二十八日がきました。 王の二つの勅令が発効する日です。 この日、ユダヤ人を血祭りにあげようと意気込んでいた敵の立場は、全く逆転してしまいました。 ユダヤ人は自衛のために、全国各地の町々に結集しました。 ところが、あえて手出しする者は一人もありません。 全国民がユダヤ人を恐れていたからです。 

3. 諸州の指導者層である総督、役人、従臣たちはみな、モルデカイを恐れていたので、進んでユダヤ人に手を貸してくれました。 

4. 今やモルデカイは、宮中で飛ぶ鳥を落とす勢いであり、その名声は津々浦々に鳴り響き、しかもますます勢力を伸ばしていたのです。

5.  ユダヤ人は、決起の日がくるといっせいに行動を起こし、片っぱしから敵をなぎ倒しました。 

6. シュシャンでは五百人が殺されました。 

7-10. ハメダタの子である宿敵ハマンの息子十人が殺されたのは、言うまでもありません。 その名は次のとおりです。パルシャヌダタ、ダルフォン、アスパタポラタ、アダルヤ、アリダタパルマシュタ、アリサイアリダイ、それにワユザタしかし人々は、ハマンの資産には手を出しませんでした。

11.  夜も遅く、シュシャンでの死者の数が報告されると、 

12. 王は王妃エステルを呼び寄せて言いました。 「シュシャンだけでも五百人は、ユダヤ人に殺されたという。 もちろんハマンの息子十人もな。ここでさえこんな具合なら、ほかの州ではどうなっていることか!どうだ、まだ何かしてほしいことがあるか。 あれば、かなえてつかわそう。 遠慮なく申すがよいぞ。」

13.  「もしおよろしければ、もう一日、シュシャンにいるユダヤ人に、きょうと同じようにさせてくださいませ。 それから、ハマンの十人の息子を、絞首台につるしてやりとうございます。」

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