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イザヤ書 8:5-16 リビングバイブル (JLB)

5.  神様はさらに続けました。

6.  「エルサレムの住民は、わたしが親身に世話を焼いてやったのに見向きもせず、レツィン王とペカ王が、なんとかして救援に駆けつけてくれないかと、やっきになっている。 

7-8. だから、ユーフラテス川の大洪水で度肝を抜いてやろう。 アッシリヤ王が大軍を率いて襲いかかる。 ああ、インマヌエル。 この洪水は、おまえたちユダ王国に堰を切ったように流れ込み、端から端まで水浸しにする。」

9-10. シリヤもイスラエルもほかの国々も、悪の限りを尽くしてみるがよい。 だが、そんな計画は成功するはずはない。 必ずがたがたになる。 さあ敵どもよ、私の言うことを聞け。 戦争でも何でもしかけてこい! そして滅んでしまえ! 参謀どもを呼び集め、緻密な作戦を立て、抜かりなく攻撃準備を整えろ。 そして滅んでしまえ。私たちには神様がついておられる。

11.  神様は語調きびしく命じました。 「どんなことがあっても絶対、シリヤとイスラエルに降伏しようという計画にのるな。 

12. 神に忠実であるばかりに、同胞から裏切り者呼ばわりされるのを恐れるな。人がどんなに浮き足立っても、シリヤとイスラエルが攻めて来るというので、あわてふためくな。 

13. 天の軍勢の主のほかは、だれをも恐れるな。 わたしだけを恐れていれば、ほかの者はだれ一人こわくないはずだ。 

14-15. おまえの安全は、わたしが保証する。 ところがイスラエルとユダは、せっかくの親切をはねのけた。 おかげで、救いの元となるはずの岩につまずき、倒れて下敷きになった。 わたしのいたことがかえって邪魔になり、彼らに危害を及ぼすはめになったのだ。 

16. これからわたしのしようとしていることを残らず書き留め、将来のために封をしておけ。 神を敬う者に託して、のちの時代の神を敬う者らに渡してもらうのだ。」

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