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イザヤ書 49:8-9-22 リビングバイブル (JLB)

8-9. 神様はまた、こうお語りになります。 「おまえは、ちょうどよい時に願い事をした。 わたしはまだ危害が及ばないうちからおまえを守り、イスラエルへの約束のしるしを与える。 わたしが国を再建し、そこに人を住まわせるという証拠だ。 わたしはおまえの口を借りて、暗やみの中に閉じ込められた囚人に、『さあ、出て来い。 おまえたちはもう自由だ』と語りかける。 彼らはわたしの羊となり、緑の牧草地と青々とした丘で草を食べる。 

10. ひもじくなることも、のどが渇くこともない。 こげつくような太陽も、焼けるような砂漠の風も、二度と害を与えない。 わたしが彼らを思いやり、冷たい水のわく所へ連れて行くからだ。 

11. わたしは彼らのために、山々を平らな道とし、谷の上高く幹線道路を通す。 

12. わたしの国民は遠くから、北、西、南から帰って来る。」

13. 天は喜んで歌いなさい。 地は歓声をあげなさい。 山々は歌声を響かせなさい。 神様が、悲しみに沈んでいたイスラエルをやさしく慰めるからです。

14. ところが、あなたがたは言います。 「神様は私たちを見捨て、私たちをお忘れになった。」

15. 「そんなはずはない。 母親がわが子を忘れ、愛さなくなることがあるだろうか。 だが、たといそんなことがあっても、わたしはおまえを忘れない。 

16. わたしはおまえの名をてのひらに入れ墨した。 わたしの目の前にはいつも、くずれたエルサレムの城壁がちらついている。 

17. もうすぐ、おまえを再建する者が来て、滅ぼした者どもをおまえのところから追い払う。 

18. さあ、よく見ろ。 敵は一人残らずおまえの奴隷になる、と誓おう。 彼らはおまえにとって、陳列棚に飾る宝石や花嫁の装身具のようになる。

19. だれもが愛想をつかした、いちばん荒れた土地でさえ、まもなく人々でごった返すようになる。 おまえを奴隷にした敵は、はるかかなたに遠ざかる。 

20. 異国に捕らわれていた時に生まれた者は帰って来て、『もっと部屋が欲しい。 ここは狭すぎる』とこぼす。 

21. その時、おまえは心の中でつぶやくだろう。 『こんなにたくさんの子供を下さったのは、いったいだれだろう。 大半は殺され、残りは捕虜として遠くへ連れて行かれ、私だけここに残ったというのに……。 だれがこの子たちを産み、育ててくれたのだろう。』」

22. 神様はこうもお語りになります。 「わたしが外国人に合図すると、彼らはおまえの幼い息子たちをおまえのふところに連れ戻し、娘たちを肩に載せてやって来る。 

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