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イザヤ書 37:2-20 リビングバイブル (JLB)

2. 一方、首相のエルヤキム、王の書記官シェブナ、それに年長の祭司たちにも同じような格好をさせ、アモツの子である預言者イザヤのところへ行かせたのです。 

3. 彼らは王のことづけを伝えました。「きょうは苦しみと懲らしめと侮辱の日です。 女が子を産もうとしてひどく苦しんでいるのに、なかなか生まれないような、たいへんな日です。 

4-5. たぶんあなたの神様である主は、アッシリヤ王の使節の、あの聞くに耐えないののしりをお聞きになったと思います。 神様がこのままで済ますはずはありません。 あんな暴言を吐いたやつを責めるでしょう。 お願いですから、生き残りのわれわれのために祈ってください。」

6. 「わかりました。 陛下に神様のおことばを取り次ぎなさい。 アッシリヤ王の家来の脅しと暴言で取り乱してはいけない。 

7. アッシリヤから王のもとへ、帰国しなければならない急な知らせが届く。王は国へ帰り、そこで殺される。 すべてわたしが手はずを整えたのだ。」

8-9. アッシリヤの使節はエルサレムを離れ、ラキシュに続いてリブナを攻撃中の王と相談するため、道を急ぎました。 ところが、王はちょうどこの時、エチオピヤの皇太子ティルハカが軍隊を率いて向かって来るとの知らせを受けたのです。 これを聞くと、もう一度エルサレムへ使いをやり、ヒゼキヤに次の手紙を渡しました。

10. 「おまえは、エルサレムは余の手に渡さないとか何とか、偉そうな口をたたいておるが、おまえの信じている神にごまかされるな。

11. 余の行く先々でどんなことが起こったかを思い出せ。 刃向かう者は手あたりしだいに押しつぶしてやったぞ。 自分だけは例外だと思うのか。 

12. ゴザン、カラン、レツェフの町々、それにテラサルにいるエデンの住民が、神々に救い出されたか。 とんでもない! アッシリヤの王たちは彼らを皆殺しにした。 

13. ハマテの王、アルパデの王、セファルワイム、ヘナ、イワの町々の王の最期がどうであったか、忘れないことだ。」

14. ヒゼキヤ王は読み終えると、すぐさま神殿に駆けつけ、神様の前に手紙を広げ、 

15. こう祈りました。 

16-17. 「天の軍勢の主、ケルビム(契約の箱を守る天使の像)の上におられるイスラエルの神様。 あなただけが世界でただ一人の神様です。 あなただけが天と地をお造りになりました。 どうか今、私の願いをお聞きください。 祈っている私に目を留めてください。 ご覧ください。 これがセナケリブ王の手紙です。 王は生きておられる神様をあざけりました。 

18. 手紙にもあるように、王が国々を滅ぼしたのは事実です。 

19. そして国々の神を火に投げ入れました。 みな神とは名ばかりで、人間が木や石で作った、ただの偶像にすぎませんが……。 だからアッシリヤ人は、難なくこれらの神々の息の根を止めることができたのです。 

20. ああ神様、世界中の国が、あなただけが神であることを知るためにも、どうか私たちをお救いください。」

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