チャプター

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旧約聖書

新約聖書

イザヤ書 11 リビングバイブル (JLB)

1.  ダビデ王の家系は、木のように切り倒され、ずたずたにされるものの、必ず切り株から新しい芽が出ます。 元の根から新しい一本の枝が生え、 

2. その上に神様の霊が宿ります。 それは知恵の霊、悟りの霊、助言と力の霊、知識の霊、それに神様を恐れる霊です。 

3. この方は神様に従うことを喜びとし、外見やでっち上げの証拠、うわさなどによってさばかず、 

4. 貧乏人や食い物にされている人の味方になります。 反対に、このような人にむごい仕打ちをする悪者どもには容赦しません。 

5. 公平と真実を身にまとっているからです。

6.  その日には、狼と子羊はいっしょに寝そべり、ひょうと子やぎは大の仲良しになります。 子牛や丸々太った家畜がライオンの間にいても心配はなく、小さい子供がその群れを追って行きます。 

7. 牛は熊の間に割り込んで草を食べ、その子らはじゃれ合い、ライオンは牛のように草を食べます。 

8. 赤ん坊が毒蛇の間をはい回ってもかまれず、小さな子供は平気な顔でまむしの巣に手を入れます。 

9. 神様の聖なる山のどこででも、傷つけたり危害を加えたりするものは一つもありません。 水が海を満たすように、神様を知る知識が地にあふれるからです。

10.  その日、エッサイの家から出てダビデ王朝を開いたお方は、全世界の人々の救いの旗となって翻ります。 この方のいる地は栄光のとどまる所となるので、国々の民がこの方のもとへ集まります。 

11. その時になって、神様は、生き残ったご自分の国民を呼び戻します。これは二度目の帰郷で、彼らはアッシリヤ、南北エジプト、エチオピヤ、エラム、バビロン、ハマテ、および遠く離れた島国からイスラエルへ帰って来るのです。 

12. 神様は国々の中に合図の旗をあげ、散り散りになったイスラエル人を、地の果てから呼び集めます。 

13. その時になってはじめて、イスラエルとユダのねたみ合いはなくなり、二度と戦いを交えません。 

14. むしろ力を合わせて国々に飛びかかり、東西に領土をのばし、エドム、モアブ、アモンを占領します。

15.  神様は紅海を干上がらせて乾いた道をつくり、ユーフラテス川に向かって手を振り、強い風で七つの流れに分けます。 こうして、だれでも簡単に渡れるようになるのです。 

16. 生き残った国民のために、アッシリヤからの幹線道路もできます。 ずっと昔、イスラエル人がエジプトから帰って来た時にも、同じようなことがありました。