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使徒行伝 28:1-2-8 リビングバイブル (JLB)

1-2. そこがマルタと呼ばれる島であることは、すぐにわかりました。 島民はとても親切で、雨と寒さでぶるぶる震えていた私たちを暖めようと、浜辺でたき火をしてくれました。

3. パウロが一かかえの木切れをたばねて火にくべると、熱気でまむしがはい出し、手に巻きつきました。 

4. 島の人たちは、まむしがぶらさがっているのを見て、「きっと人殺しなんだよ。 海からは助かっても、正義の女神がお見のがしにはならないんだね」と、ひそひそささやき合いました。

5. ところがパウロは、平気な顔でまむしを火の中に払い落とし、ぴんぴんしています。 

6. 人々は、今にも、はれ上がるか、突然倒れて死ぬのではないかと、息を殺していました。 しかし、いくら待っても、いっこうに何も起こりません。 今度は、パウロを神だと考えるようになりました。

7. この浜辺の近くに、島の首長ポプリオの領地がありました。 首長は私たちを招き、三日間も親切にもてなしてくれました。 

8. ところが、ポプリオの父が高熱と赤痢で苦しんでいるというので、パウロが行って、彼のために祈り、手を置いて治してやりました。 

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