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使徒行伝 25:18-27 リビングバイブル (JLB)

18. ところが、訴えというのが全く予想外でして、 

19. ユダヤの宗教上の問題なのです。 なんでも死んでしまったイエスとかいう人物のことで、パウロはその人が生きていると主張しているのです。 

20. こんな事件は、とても手に負えそうもありません。 そこで、エルサレムで裁判を受ける気はないかと尋ねてみたら、 

21. なんとまあ、カイザルに上訴すると言いだしましてね。 しかたありません。 皇帝陛下のもとへ送る手はずが整うまで、牢に入れてあるのです。」

22. アグリッパはこの話に興味を示しました。 「ほう、直接、その男の話を聞いてみたいものですな。」「では、明日お聞きいただきましょう。」

23. 翌日、盛装した王とベルニケが、司令官たちや町の有力者たちと連れ立って法廷に入ると、フェストはパウロを引いて来いと命じました。

24. まずフェストが立ち上がり、演説しました。 「アグリッパ王、ならびにご列席の皆さん。 この地方のユダヤ人もエルサレムのユダヤ人も、この男の死刑を要求しております。 

25. しかし、私の見る限り、彼は何も死刑にあたるようなことはしていないのであります。 ところが、この男が自分でカイザルに上訴しましたので、私は、彼をカイザルのもとに送ることに決めたしだいです。 

26. しかし、皇帝に何と書き送ったらよいでしょう。 告訴できるだけの理由が何もないのですから。 それで皆さんの前に、特にアグリッパ王の前に連れてまいりました。 皆さんに調べていただき、何と書いたらいいか教えていただきたいのです。 

27. 何の理由もなく、囚人を皇帝陛下のもとに送るのは、はなはだ理屈に合わないことだからです。」アグリッパに答える

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