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使徒行伝 17:8-9-18 リビングバイブル (JLB)

8-9. これを聞くと、町民も裁判官たちもひどく不安になり、保釈金を取った上で、彼らを釈放しました。

10. その夜、クリスチャンたちはパウロとシラスを、急いでベレヤへ逃がしました。 ベレヤに着くと、二人はいつものように、会堂で説教です。 

11. ベレヤの人たちは、テサロニケの人たちに比べて、ずっと心が広く、喜んで話を聞いてくれます。 そればかりか、二人の言うことがそのとおりかどうか、毎日、聖書を調べるほどの熱心さです。 

12. その結果、大ぜいの者が信じました。 中には、名の知れたギリシヤ人の婦人も数人いましたし、男性で信じた人も、かなりの数に上りました。

13. ところが、テサロニケのユダヤ人たちは、パウロがベレヤで伝道していると聞くと、わざわざベレヤまで押しかけ、騒ぎ立てたのです。 

14. クリスチャンたちは、すぐにパウロを海岸へ逃がしましたが、シラスとテモテはベレヤに残りました。 

15. パウロに同行した人たちは、アテネまで送り、一刻も早く来るようにという、シラスとテモテへのことづけを持って、ベレヤに戻りました。

16. アテネで二人を待つ間、パウロは市内を見物することにしました。 ところがどうでしょう。 町は偶像でいっぱいです。 パウロの胸には、むらむらと怒りが込み上げてきました。 

17. 黙ってはいられません。 会堂へ行き、ユダヤ人や敬虔な外国人たちと議論する一方、毎日広場で、そこに居合わせた人たちと論じ合いました。アテネでの混乱

18. パウロはまた、エピクロス派やストア派の哲学者たちとも議論を戦わせました。 ところが、イエスのことやその復活のことに話がおよぶと、「こいつは夢を見てるんだ」とあざ笑う者と、「おおかた外国の宗教でも押しつけるつもりだろう」と言う者に分かれました。

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