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使徒行伝 16:7-17 リビングバイブル (JLB)

7. それからムシヤとの境に沿って進み、北のビテニヤ地方に行こうとすると、またもや聖霊に禁じられたのです。 

8. そこで、代わりにムシヤ地方を通ってトロアスに行きました。パウロの見た幻

9. その夜、パウロは幻を見ました。 幻の中で、海の向こうに住むマケドニヤ人が、「こちらに来て、私たちを助けてください」としきりに頼むのです。 

10. 事は決まりました。 直ちにマケドニヤに向かうことになったのです。 神様がそこへ私たちを遣わし、すばらしい知らせを伝えようとしておられるのは、まちがいありません。

11. 私たちは、トロアスから船で、サモトラケに直航し、翌日ネアポリスに着きました。 

12. そしてついに、マケドニヤの国境から少し入った、ローマの植民地ピリピに到着し、数日の間そこにいました。

13. 安息日に、私たちは郊外に出て、人々が祈りに来ると思われる川岸に行きました。 やがて、数人の婦人が集まったので、聖書のことばを教えました。 

14. その中に、テアテラ市から来た紫布の商人ルデヤがいました。 以前から神様を礼拝していた婦人です。 このルデヤが、私たちの話に耳を傾けていた時、神様は彼女の心を開き、パウロの語ることをみな信じさせたのです。 

15. 彼女は一家をあげてバプテスマ(洗礼)を受け、「私を主に忠実な者とお思いくださるなら、どうぞ家にお泊まりください」と招待しました。 たっての申し出に、私たちはその招待を受けることにしました。牢獄で

16. ある日、川岸の祈り場に行く途中、私たちは悪霊に取りつかれた、若い女奴隷の占い師に出会いました。 彼女の占いのおかげで、主人たちは、甘い汁をいっぱい吸っていたのです。 

17. この女が、ついて来て、「ねえねえ、この人たちは神様のお使いだよ。 あんたたちにさ、どうしたら罪が赦されるか、教えてくれるんだよ」と大声で叫び続けます。

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