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使徒行伝 16:34-38 リビングバイブル (JLB)

34. それから、二人を自宅に案内し、食事のもてなしをし、家族そろってクリスチャンになったことを、心から喜び合いました。 

35. 翌朝、裁判官たちは警備員をよこして、「あの者たちを釈放せよ」と、通告してきました。 

36. そこで看守はパウロに、「お二人とも自由の身です」と伝えました。

37. ところがパウロは、警備員たちにこう答えたのです。 「とんでもない。 あの人たちは、裁判もしないで、いきなり私たちを公衆の面前でむち打ち、そのあげく投獄したんですよ。 私たちは、れっきとしたローマ市民だというのに……。 それを、今さらなんです。 こそこそ釈放しようなんて。 それですむ問題だと思っているんですか。 自分からやって来て、釈放するのが筋じゃありませんか。」

38. 警備員たちは、パウロのことばを裁判官たちに伝えました。 パウロとシラスがローマ市民だと聞いた時の、彼らの驚きようといったらありません。 命が危うくなるかもしれないのです。 

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