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使徒行伝 13:21-30 リビングバイブル (JLB)

21. やがて人々は、王がほしいと言いだしました。 そこで神様は、ベニヤミン族のキスの息子サウロを王とし、四十年間、国を治めさせました。 

22. しかし、そのサウロも神様に退けられ、代わりにダビデが王になりました。 このダビデのことを、神様は『エッサイの息子ダビデこそ、わたしの心にかなう者、わたしの意志に完全に従ってくれる者だ』と言われました。 

23. このダビデ王の子孫から、約束どおり、イスラエルの救い主、イエス様を起こしてくださったのです。

24. この方がおいでになる前に、バプテスマのヨハネは、イスラエルの全国民が罪を捨て、神様に立ち返らなければならないと教えました。 

25. そのヨハネが、働きを終える時、こう言いきったのです。 『あなたがたは、私をだれだと思っているのか。 私はメシヤ(救い主)ではない。 ほんとうのメシヤはまもなくおいでになる。 この方に比べれば、私など、全く取るに足りない。』

26. アブラハムの子孫の方々、ならびに、神様を敬う外国人の皆さん。 この救いは、私たちみんなのものです。 

27. エルサレムにいるユダヤ人とその指導者たちは、イエス様を処刑することで、皮肉にも、預言を実現させたのです。 安息日ごとに預言者のことばが読まれるのを聞きながら、イエス様こそ、その預言されたお方であることを認めようとしませんでした。 

28. そして、正当な理由は何一つなかったのに、どうしても死刑にしてほしいと、ピラトに要求したのです。 

29. こうして、何もかも預言どおりに、イエス様は死なれたのです。 そのあと、イエス様の遺体は十字架から降ろされ、墓に葬られました。

30. しかし神様は、このイエス様を復活させてくださったのです。 

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