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ローマ人への手紙 8:6-24 リビングバイブル (JLB)

6. 聖霊様に従って歩むなら、いのちと平安が待っています。 しかし、古い性質に従って歩めば、死に行き着くのです。 

7. 古い罪の性質は、神様に敵対するからです。 古い性質が神様のおきてに従ったことは一度もなかったし、これからも決してありません。 

8. ですから、なおも古い罪深い自我に支配されて、欲望に従い続ける者は、決して神様をお喜ばせできないわけです。

9. しかし、あなたがたはそうではありません。 もし神の御霊が、あなたがたのうちに住んでおられるなら、新しい性質に支配されているのです。 〔もしその人のうちにキリストの御霊が住んでおられないなら、その人はクリスチャンではありません。〕 

10. ところで、キリスト様がうちに住んでおられるとしても、あなたがたの体は、やはり罪のために死にます。 しかし、あなたがたの霊は生きるのです。キリスト様があなたがたの霊を赦してくださったからです。 

11. そして、もしイエス様を復活させた神の御霊が、あなたがたのうちに住んでおられるなら、神様は、この同じ聖霊様によって、死後も、あなたがたの滅ぶべき体を復活させてくださるのです。

12. ですから、愛する皆さん。 あなたがたの古い罪深い性質がどんなことを要求しても、それに応じる必要は全くありません。 

13. もし古い罪深い性質に従い続けるなら、道に迷い、やがて滅びるしかありません。 しかし、もし聖霊様の力によって、その罪深い性質と、邪悪な行ないとを打ち砕くなら、あなたがたは生きるのです。 

14. 神の御霊によって導かれる者はだれでも、神様の子供だからです。

15. そこで私たちは、奴隷のように、いつもびくびく恐れる必要はありません。 神様の家族の中に、子供としてあたたかく迎え入れられたのですから、実の子供らしくふるまい、神様を「お父さん」と呼ぶべきです。 

16. というのは、神の聖霊が、私たちの心の奥底に、私たちはほんとうに神様の子供だと語りかけてくださるからです。 

17. ところで、私たちは神様の子供なのですから、神様の財産の分け前をいただくのです。 神様がひとり息子イエスにお与えになったものは、今では私たちのものでもあるからです。 しかし、私たちが神の子の栄光を共に受けるのなら、当然、その苦難をも受けなければなりません。

18. けれども、私たちがいま味わっている苦しみなどは、後にいただく栄光に比べたら、取るに足りないものです。 

19. 神様がお造りになったものはみな、やがて神の子供たちが復活させられる日を、忍耐と希望をもって待ち望んでいます。 

20-21. その日には、いばらやあざみ、罪、死、腐敗など〔この世界は、神様のご命令により、不本意ながら、これらのものに支配されていますが〕は跡形もなく消え去り、私たちを取り巻く世界は、神の子供たちが喜びをもって味わう、罪からの輝かしい解放にあずかるからです。

22. 動物や植物のような自然界のものでさえ、このすばらしい日を待ち望みながら、病気や死の苦しみにうめいていることを、私たちは知っています。 

23. そればかりか、クリスチャンでさえ、聖霊様を自分のうちにいただいて、将来の栄光を先取りしているにもかかわらず、苦しみと悩みから解放されたいとうめいています。 また、神様の子供としての完全な権利が与えられるその日を、ひたすら待ちこがれています。 その日には、神様が約束してくださった新しい体、すなわち、もはや病気にかかることも死ぬこともない体をいただくのです。

24. 私たちは、このように信じて待ち望むことで救われています。信じて待ち望むとは、今は持っていなくても、やがて与えられると確信して待つことです。 すでに持っている人は、神様が与えてくださると期待したり、信じて待ち望んだりする必要はありません。 

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