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ローマ人への手紙 8:22-32 リビングバイブル (JLB)

22. 動物や植物のような自然界のものでさえ、このすばらしい日を待ち望みながら、病気や死の苦しみにうめいていることを、私たちは知っています。 

23. そればかりか、クリスチャンでさえ、聖霊様を自分のうちにいただいて、将来の栄光を先取りしているにもかかわらず、苦しみと悩みから解放されたいとうめいています。 また、神様の子供としての完全な権利が与えられるその日を、ひたすら待ちこがれています。 その日には、神様が約束してくださった新しい体、すなわち、もはや病気にかかることも死ぬこともない体をいただくのです。

24. 私たちは、このように信じて待ち望むことで救われています。信じて待ち望むとは、今は持っていなくても、やがて与えられると確信して待つことです。 すでに持っている人は、神様が与えてくださると期待したり、信じて待ち望んだりする必要はありません。 

25. しかし、まだ起こっていないことを、神様を信じて待たなければならないのなら、忍耐強く、確信をもって待ち望むことです。

26. 聖霊様も同じようにして――すなわち、私たちの信仰を通して――日常生活の問題や、祈りの中で、助けてくださいます。 私たちは、何を、どのように祈ったらよいかさえ、わからないのですが、聖霊様は、ことばに表わせないほどの切実な感情をこめて、祈ってくださるのです。 

27. すべての人の心を知っておられる父なる神は、御霊が私たちのために、神ご自身のお心にかなう願いをささげてくださる時、その願いの意図するところを、もちろん知っておられます。

28. そして私たちは、神様を愛し、神様のご計画どおりに歩んでいるなら、自分の身に起こることはすべて、益となることを知っているのです。

29. というのは、神様はあらかじめ、だれが自分のもとに来るかご存じで、そのような人々がご自分の息子と同じになるようにと、最初から定めておられたからです。 それは、ひとり息子を大ぜいのクリスチャンの中で長子とするためでした。 

30. 神様は私たちを選び、招いてくださいました。 そして、私たちがおそばに行くと、私たちに「無罪」を宣言し、キリスト様の良い性質を下さり、神様との正しい関係を結ばせ、さらに、栄光を与えると約束してくださいました。

31. こんなにすばらしい恵みに対して、いったい何と言ったらよいでしょう。 神様が味方なら、だれが私たちに敵対できるでしょうか。 

32. 神様は私たちのために、たった一人の息子をさえ惜しまずに、死に渡してしまわれたほどのお方ですから、ほかのすべてのものをも下さらないわけがあるでしょうか。

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