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ローマ人への手紙 6:9-23 リビングバイブル (JLB)

9. キリスト様は死人の中から復活し、もう二度と死ぬことはありません。 死には、もはやキリスト様を支配する力がないのです。 

10. キリスト様は、罪の力にとどめを刺すために、ただ一度死なれました。 しかし今では、神様との絶えることのない交わりの中に、永遠に生きておられます。 

11. ですから、あなたがたの古い罪の性質を、罪に対して死んだもの、反応しなくなったものとみなしなさい。 そして、その代わりに、私たちの主イエス・キリストによって、神様に対して生きる者、敏感に応答する者となりなさい。

12. これからはもう、あなたがたの短命な体を罪の支配にゆだねてはいけません。 罪深い欲望に従ってはいけません。 

13. 体のどんな部分をも、罪を犯すための悪の道具にしてはいけません。 むしろ、自分自身――あなたがたの全肢体――を、完全に神様にささげなさい。 なぜなら、あなたがたは、死人の中から生かされた者であり、神様の思いのままに使っていただく道具として、神様の良い目的に役立とうと願っているからです。 

14. 罪は、二度とあなたがたを支配しません。 なぜなら、あなたがたはもう、おきて〔このおきてを手段として、罪はあなたがたを奴隷にしたのです〕に束縛されてはおらず、神様の恵みとあわれみの下にあって、自由の身となっているからです。

15. それでは、どうなのでしょう。 おきてを守ることによってではなく、神様の恵みを受けることによって救われるのであれば、「かまわないから、どんどん罪を犯そう」ということになるのでしょうか。 絶対にそんなことはありません。

16. 知らないのですか。 自分の主人は自分で選べるのです。 〔死を伴う〕罪を選ぶこともできれば、〔無罪の宣告を伴う〕従順を選ぶこともできます。 だれかに自分をささげれば、その相手があなたがたを受け入れて主人となり、あなたがたはその奴隷となるのです。

17. 神様に感謝すべきことに、あなたがたは、以前は罪の奴隷になる生き方を選んでいましたが、今では、神様からゆだねられた教えに心から従う者となりました。 

18. 今やあなたがたは、罪という古い主人から解放されて、正しさという新しい主人の奴隷になっているのです。

19. このように奴隷と主人の例をあげてお話しするのは、そのほうが、わかりやすいからです。 あなたがたは、かつて、あらゆる罪に仕える奴隷であったように、今は、あらゆる正しいこと、きよいことに仕える奴隷にならなければなりません。

20. あなたがたは、罪の奴隷であった時には、良いことについては無関心でした。 

21. その結果はどうだったでしょうか。 明らかに、かんばしくないものでした。 だからこそ、かつて自分がしていたことを考えるだけでも、恥ずかしくなるのです。 その行き着くところは、永遠の滅びです。 

22. しかし今は、罪の力から解放されて、神様の奴隷になっています。 そして、神様があなたがたに下さる恵みによって、きよくされ、永遠のいのちがある者とされるのです。 

23. 罪の支払う報酬は死です。 しかし、神様が、ただで下さる贈り物は、私たちの主キリスト・イエスによる永遠のいのちです。

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