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ローマ人への手紙 15:11-26 リビングバイブル (JLB)

11. さらにまた、「外国人よ。 主をほめたたえよ。すべての人よ。 主をほめたたえよ。」

12. また、預言者イザヤはこう言っています。「エッサイの家系に一人の世継ぎが生まれる。その方は外国人を治める王となる。彼らは、ただこの方だけに望みをかける。」

13. そこで、私はあなたがた外国人のために祈ります。 どうか、希望を与えてくださる神様が、神様を信じているあなたがたを幸せにし、平安で満たしてくださいますように。 またどうか、あなたがたに働きかける聖霊様の力によって、神様にある希望にあふれさせてくださいますように。

14. 私の兄弟たちよ。 あなたがたが知恵に満ち、善意にあふれていること、そして、これらを余すところなく他の人々に教えることができるほど、よくわきまえていることを、私は知っているのです。

15-16. しかし、それにもかかわらず、かなり大胆に、そのことを強調してきました。 あなたがたに、そのことを思い起こしてもらいたかったからです。 私は、神様の恵みにより、キリスト・イエスから、あなたがた外国人のもとに遣わされた特使であって、良い知らせを伝え、かおり高い供え物として、あなたがたを神様にささげる務めを果たしているのです。 あなたがたは聖霊様によって、きよい者、神様に喜ばれる者とされています。 

17. それで、キリスト・イエスが私を用いてなしてくださったすべてのことについて、少しは誇ってもよいと思います。 

18. 私は、キリスト様がほかの人たちをどのように有効にお用いになったかについて、どうこう言うつもりはありません。 ただこのことだけは知っています。 外国人を神様に導くために、キリスト様が私を役立ててくださったということです。 私は、ことばと、生活態度、 

19. および、神からのしるしとして私を通してなされた奇蹟によって、外国人を神様に導いてきました。 すべては聖霊様の力によってなされたのです。 このようにして、私は、エルサレムからイルリコに至るまで、キリスト様の良い知らせを、くまなく伝えてきました。

20. しかし、そのあいだ中、私が切に願っていたことは、もっと遠くまで出かけることでした。 すでに、だれかほかの人によって教会がスタートしている所ではなく、むしろ、キリスト様という尊い名を、まだ一度も聞いたことがない人々のところで、良い知らせを宣べ伝えたいと、切に望んだのです。 

21. 私は、旧約聖書に述べられている計画に従ってきました。 すなわち、イザヤが、キリスト様という名を一度も聞いたことのない人々が、見て理解するようになる、と言っているとおりに。 

22. このような事情のもとで、私は長いこと、あなたがたのところに行けませんでした。

23. しかし、ついに、こちらでの働きも終わり、長いあいだ待ったかいがあって、とうとう、そちらに行けそうです。 

24. 実は今、スペイン旅行を計画しているのです。 その途中、ローマに立ち寄るつもりです。 そして、わずかな間でも、共に楽しい時を過ごしてから、あなたがたに送られて、旅を続けたいと願っています。

25. しかし、その前に、エルサレムに行かなければなりません。 そこにいるユダヤ人のクリスチャンに贈り物を届けるためです。 

26. ご存じのように、マケドニヤとアカヤのクリスチャンが、いま困難な目に会っているエルサレムのクリスチャンのために、募金することにしたからです。 

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