旧約聖書

新約聖書

ローマ人への手紙 14:11-23 リビングバイブル (JLB)

11. 次のように書いてあるとおりです。「主は言われる。 わたしは生きている。すべてのひざは、わたしの前にかがめられ、すべての舌は、神に告白する。」

12. そうです。 一人一人が、神様に申し開きをすることになるのです。 

13. ですから、これからはもう、批判し合ってはいけません。 むしろ、人をつまずかせないように生活しようと心がけなさい。 兄弟が「悪いことだ」と信じていることを目の前でしてみせて、彼をつまずかせるようなことは、絶対にいけません。

14. 私個人は、主イエスの権威に基づいて、はっきり確信しています。 偶像に供えた肉を食べることは悪くありません。 しかし、それを悪いと信じている人がいるなら、悪いことは避けるべきですから、その人は食べてはいけません。 

15. 兄弟が、あなたの食べる物のことで心を痛めているのに、そのまま平気でいるとしたら、愛によって行動しているとは言えません。 あなたの食べる物のことで人を滅ぼしてはなりません。 その人のためにも、キリスト様は死なれたのです。

16. たとい自分の行為は正しいとわかっていても、人の批判の的になるようなことをしてはなりません。 

17. なぜなら、私たちクリスチャンにとって大切なのは、何を食べるか何を飲むかではなく、正しさと、平安と、聖霊様から来る喜びとに、満ちあふれているかどうかだからです。 

18. このようにキリスト様に仕えてこそ、神様に喜ばれ、また、人々にも喜ばれるのです。 

19. こうして、教会内の調和を目指し、互いに助け合って成長するように努めなさい。

20. ささいな肉の問題で、神様の働きを台なしにしてはなりません。 肉そのものは別に悪くなくても、それが他人のつまずきとなるなら、肉を食べるのはよくないということを、忘れないでください。 

21. 肉だけに限りません。 酒の問題でも、そのほか何でも、兄弟をつまずかせたり、罪を犯させるようなことは一切やめなさい。 それこそ正しい行ないです。 

22. あなたには、自分のしていることは、たとい神様の目から見ても潔白だ、とわかっているかもしれません。 しかし、その確信は、心にしまっておきなさい。 自分の信仰を人前で見せびらかしてはいけません。 もしかしたら、人々がそのために傷つくかもしれないのです。 このような場合、正しいと思うことをして、しかも、それが罪を犯すことにならない人こそ、しあわせだと言うべきです。 

23. しかし、「自分がしようとしていることは悪いことだ」と信じている人は、してはなりません。 悪いと思ってするのですから、彼としては、罪を犯すことになるのです。 何であれ、悪いと思うことをするのは、すべて罪です。

完全な章を読みます ローマ人への手紙 14