17. しかし、信仰は、このキリスト様の良い知らせに耳を傾けることから、始まるのです。
18. しかし、ユダヤ人についてはどうでしょうか。 彼らは神様のことばを聞いたのでしょうか。 もちろんです。 神様のことばは、彼らをどこまでも追いかけ、良い知らせは地の果てまでも告げ知らされたのですから。
19. さらに、ユダヤ人は、もし自分たちが神様の救いを拒むなら、その救いはほかの人々に与えられることを、知っていたのでしょうか。 もちろん、知っていました。 というのは、その昔、モーセの時代に、すでに神様はこう告げておられたからです。「わたしは、無知な異教の諸国民に救いを与えることで、わたしの民にねたみを起こさせ、その目を覚まさせよう。」
20. 後に、イザヤも大胆にこう言っています。「捜し求めもしなかった人々によって神様は見いだされる。」
21. その一方、神様はユダヤ人にも、引き続き御手を差し伸べておられるのですが、彼らは何やかやと理屈をこねて、神様のもとに行こうとしないのです。