33-34. そして、すぐエルサレムへ取って返しました。 戻ってみると、十一人の弟子たちやほかの弟子たちが迎え、「主は、ほんとうに復活されたんだよ。 ペテロがお会いしたんだからまちがいない」と話すではありませんか。
35. そこで二人も、エマオへ行く途中イエスと出会ったことや、パンをちぎられた時に、はっきりイエスだとわかったことなどを事細かに話しました。
36. ところが、この話の最中に、突然イエスが現われ、みんなの真ん中に立って、あいさつされました。
37. それなのに、だれもかれも幽霊を見ているのだと勘違いし、ぶるぶる震えています。
38. 「なぜそんなに驚くのですか。 どうしてそんなに疑うのですか。
39. さあ、この手を、この足を、よくごらんなさい。 わたしにまちがいないでしょう。 さあ、さわってみなさい。 これでも幽霊でしょうか。 幽霊だったら、体などないはずです。」
40. イエスはこう言いながら、手を差し出して釘の跡をお見せになり、また足の傷もお示しになりました。
41. 弟子たちは、うれしいにはうれしいのですが、まだ半信半疑です。心を決めかねて、ぼう然と突っ立っていました。 それでイエスは、「何か食べ物がありますか」とお尋ねになりました。
42. 焼き魚を一切れ差し上げると、