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ルカによる福音書 21:23-37-38 リビングバイブル (JLB)

23. その日、妊娠している女と乳飲み子をかかえた母親は、ほんとうに気の毒です。 この国に大きな苦難がふりかかり、神の怒りが下るからです。 

24. 人々は敵の手にかかってむごい殺され方をするでしょう。 また捕虜となって多くの国々に連れ去られたり、追放されたりする人もいます。 エルサレムは占領され、神の恵みの時が来て、外国人の勝利の期間が終わるまで、外国人に踏みにじられるのです。

25.  それから、天に不思議な現象が起こります。 太陽と月と星には不吉な前兆が現われ、地上では荒れ狂う海と高潮のために、諸国民はおじ惑い、大騒ぎとなります。 

26. 人々は、何か、とてつもなく恐ろしいことが起こるのではないかという不安にかられ、意気阻喪します。不動と信じられていた天そのものが揺れ動くのですから、むりもありません。 

27. その時、地上にいる人々は、メシヤのわたしが、雲に乗り、力と輝かしい栄光を帯びてやって来るのを見るでしょう。 

28. いま言ったようなことが起こり始めたら、しっかりと立ち、天を見上げなさい。 救いの時が近づいているのです。」

29.  このあとイエスは、人々にたとえ話をなさいました。「いちじくの木やほかの木に注意しなさい。 

30. 葉が出てくれば、ああ、もうすぐ夏だなと思うでしょう。 

31. 同じように、こうした現象が起こるのを見たら、神の国はもうそこまで来ていると考えなさい。

32.  はっきり言いましょう。 このことが全部起こってから、世の終わりが来るのです。 

33. 天と地とは消えてなくなります。 けれどもわたしのことばは、永遠に真実なものとして残るのです。

34-35. 気をつけなさい。 わたしは不意に来ます。 その時になって、あわてふためかないようにしなさい。 どんちゃん騒ぎをしたり、酒におぼれたり、ほかの人々のようにこの世の心配事のために駆けずり回ったりしている姿を、見られないようにしなさい。 

36. 少しでも油断してはいけません。 できることなら、こんな恐ろしい目を見ずに、わたしの前へ出られるように、熱心に祈りなさい。」

37-38. イエスは毎日、宮で教えておられました。 人々は朝早くから、話を聞こうと詰めかけます。 こうして夜になると、オリーブ山に戻られるのが常でした。イエスを殺す陰謀

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