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ルカによる福音書 20:24-34-35 リビングバイブル (JLB)

24. 「銀貨を見せなさい。 ここに刻まれているのは、だれの肖像、だれの名前ですか。」「カイザル(ローマ皇帝)のもので。」

25.  「それなら、皇帝のものは、皇帝に返せばいいでしょう。 しかし、神のものはみな、神に返さなければなりません。」

26.  公衆の面前でイエスのことばじりをとらえようとするたくらみは、みごと失敗に終わりました。 彼らは、イエスの答えに恐れ入り、返すことばもありません。

27.  次にやって来たのは、死んでしまえばそれまでで、復活などありえないと主張していた、サドカイ人たち(神殿を牛耳っていた祭司階級。ユダヤ教の主流派)でした。

28.  「モーセの法律には、もしある人が子供のないまま死んだら、弟は残された未亡人と結婚しなければならず、二人の間にできた子供は、法律的には死んだ者の子として、その家を継ぐ、と書いてあります。 

29. ところで、七人兄弟がいたとします。 長男は結婚しましたが、子供がないまま死んだので、 

30. 次男がその未亡人と結婚しました。 ところが、彼も子供ができずに死にました。 

31. こうして、兄弟が次々にこの未亡人と結婚したのですが、七人とも子供がないまま死にました。 

32. 最後に、未亡人も死にました。 

33. そこでお尋ねしたいのですが……、この女は復活の時、いったいだれの妻になるのでしょう。 兄弟みなが彼女と結婚したのですが。」

34-35. 「結婚とは、この地上に住む人たちのものです。 死人の中から復活して、天国へ行く資格ありと認められた人たちは、結婚などしません。 

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