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ルカによる福音書 17:7-9-22 リビングバイブル (JLB)

7-9. ところで話は変わりますが、畑を耕すか、羊の番をするかして一日中働いた奴隷が、帰って来るなりどっかと腰をおろし、食事を始めるなどということがあるでしょうか。 まず主人の食事のしたくをし、給仕をすませ、それからようやく、自分の食事をするのが普通です。 しかも、そうしたからといって取り立てて感謝されるわけでもありません。 当然のことをしたと思われるだけです。 

10. あなたがたがわたしに従って来るにしても同じことで、特別ほめられることではありません。 義務を果たしているにすぎないのですから。」

11.  一行はエルサレムを目指して進み、途中サマリヤとガリラヤの境を通りました。 

12. ある村に入ると、十人のらい病人がずっと向こうのほうから、 

13. 大声で、「イエス様ーっ! どうぞお助けを!」と叫びました。

14.  イエスはそちらに目をやり、「さあ、祭司のところへ行き、らい病が治ったことを見せてきなさい」と言われました。 そのとおり出かけて行くと、途中で、らい病はきれいに治りました。

15-16. その中の一人が、イエスのところに引き返し、足もとにひれ伏して、「ありがとうございます。 おっしゃるとおり、すっかりよくなりました。 神様に栄光がありますように」と言いました。 実はこの人は、ユダヤ人から軽べつされていたサマリヤ人でした。

17.  「はて、十人全部を治したはずだが……、ほかの九人はどうしたのか。 

18. 神を賛美するために帰って来たのが、この外国人だけとは……。」

19.  こうおっしゃってから、イエスはその男に、「さあ、立ってお帰りなさい。 あなたの信仰があなたを治したのです」と言われました。準備をして待て

20.  ある日、パリサイ人たちがイエスに尋ねました。 「神の国はいったい、いつ来るのですか。」「神の国は、目に見える形では来ません。 

21. 『ここに来た』とか、『あそこに来た』とか言えないのです。 はっきり言いましょう。 神の国は、あなたがたの中にあるのです。」

22.  そのあとで、イエスは神の国についてもう一度、弟子たちにお話しになりました。「まもなく、一日でいいからいっしょにいたいと願っても、わたしはもうここにはいない、という日が来ます。 

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