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ルカによる福音書 14:1-2-18 リビングバイブル (JLB)

1-2. ある安息日のこと、イエスはパリサイ派の指導者の家に入られました。 パリサイ人たちは、その場にいた水腫の男をどうなさるかと、息をこらし、目をさらのようにして、イエスを見つめました。

3.  するとイエスは、回りに立っているパリサイ人や法律の専門家たちに、「ところで、安息日に病気を治すことは、おきてにかないますか。 それとも……、違反でしょうか」とお尋ねになりました。

4.  だれも、押し黙って答えません。 イエスは男の手を取り、病気を治してあげると、すぐに家にお帰しになりました。 

5. それから、面と向かってパリサイ人たちにお尋ねになりました。 「あなたがたのうちで、安息日に絶対働かない者がいますか。 息子や牛が穴に落ちたら、安息日だろうが何だろうが、すぐに引き上げてあげるのではありませんか。」

6.  今度も、あえて答える者はいませんでした。自分から名誉を求めるな

7.  イエスは、宴会に招かれた人たちがみな、少しでも上席に座ろうとしているのに気づいて、こう忠告なさいました。

8.  「結婚披露宴に招かれた時、いつでも上席に座ろうとしてはいけません。 あなたよりもっと名誉ある人が招かれていた場合のことを、考えてごらんなさい。 その人が姿を見せたら、 

9. 主人は、『あいすみませんが、こちらの方と代わっていただけませんか』と申し出るでしょう。 そうなると、赤恥をかいた上に、すごすごと末席に着かなければならないのです。

10.  招かれた時には、まず末席に座りなさい。 そうすれば、主人が来て、『さあさあ、ご遠慮なさらないで、もっと上席にお進みください』と勧めるでしょう。 あなたは居並ぶ客の前で面目を施すことになるのです。 

11. 自分から名誉を受けようとする人は低くされ、自分から、腰を低くする人は、身に余る名誉を受けるのです。」

12.  それから、食事に招いてくれた人にも、念を押されました。 「宴会を開く時には、友人や兄弟、親類、それにお金持ちの知人などを招かないようにしなさい。 彼らはお返しに、あなたを招くからです。 

13. むしろ、貧しい人や体の不自由な人、足の不自由な人や盲人などを招待しなさい。 

14. 幸い、そういう人たちはお返しができないので、やがて神を敬う者たちの復活の日に、神が手ずからその分を報いてくださるでしょう。」

15.  この忠告を聞いて、同席していた客の一人が、「神の国で食事をする、それ以上のしあわせ者はいないでしょうな」と言いました。

16.  イエスは、遠回しにたとえ話でお答えになりました。「ある人が大宴会を催すことにして、大ぜいの人に招待状を送りました。 

17. 準備がすっかり整ったので、召使に、宴会が始まる時間です、とふれ回らせました。 

18. ところがなんと、招待客はみな、そろいもそろって口実をつくり、出席を断わり始めたのです。 一人は、ちょうど畑を買ったところなので、これから見に行かなければならないと断わり、 

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