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ルカによる福音書 14:19-32 リビングバイブル (JLB)

19. ほかの人は、さっき五くびきの牛を買ったので試してみたいと言いわけをしました。 

20. またある人は、結婚したばかりで、それどころではないと断わりました。

21.  召使は戻り、ありのままを主人に報告しました。 主人はかんかんに怒りました。 そして、『よし、それなら、今度は大通りや裏通りに行って、貧しい人や体の不自由な人、足の不自由な人、盲人たちを、片っぱしから招待して来い』と命じました。 

22. そうやって客を集めても、会場にはまだ空席が目立ちます。

23.  それで主人は言いました。 『えーい。 もうこうなったら、家がいっぱいになるように、街道や垣根の外へ行って、出会った者はだれでもかまわん、無理にでも連れて来い。 

24. 初めに招待した者たちには、一口だって宴会の食事など出してやるものか。』」

25.  さて、イエスのあとには、大ぜいの群衆がぞろぞろついて行きました。 イエスはふり返り、彼らに言われました。

26.  「だれでも、わたしに従いたければ、父、母、妻、子、兄弟、姉妹以上に、いや自分のいのち以上にわたしを愛しなさい。 

27. また、自分の十字架を背負い、わたしに従って来なければ、とてもわたしの弟子にはなれません。

28.  けれども、仕事に手をつけるのは、必要な経費を見積もってからにしなさい。 家を建てるのに、資金の見通しが立たないうちに建て始める人がいますか。 

29. そんなことをすれば、土台を据えただけで、資金切れとなるかもしれません。 それこそいい物笑いです。

30.  人々は、『よおよお、あのざまを見ろよ。 建てかけで金がなくなったんだとさ』とけなし、あざ笑うでしょう。

31.  また、一万の兵を持つ王が、二万の敵軍との交戦を考える時は、必ず参謀会議を開き、はたして勝ち目があるかどうか、あらゆる角度から検討するでしょう。

32.  どうしても勝ち目がないとわかれば、敵軍がまだ遠くにいるうちに、使者を送り、何としても講話条約を結ばなくてはなりません。 

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