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ヨハネの黙示録 21:10-26 リビングバイブル (JLB)

10. 幻の中で、御使いは私を、高い山の頂上に連れて行きました。そこで私は、すばらしい都、きよいエルサレムが、神様のもとを出て、天から下って来るのを見ました。 

11. 都は神様の栄光に包まれ、宝石のように光り輝き、碧玉のように透き通っていました。 

12. 都には、分厚い城壁が高くそびえ、十二人の御使いの守る十二の門があり、それぞれに、イスラエルの十二部族の名が記されていました。 

13. また、門は東西南北の方角に、三つずつ設けられていました。 

14. 城壁には十二の土台石があって、それぞれに、小羊の十二使徒の名が書き込まれていました。

15. 御使いは、都と門と城壁とを測るために、金の物差しを手にしていました。 

16. 実際に測ってみると、都は縦横長さの等しい正方形であることがわかりました。 おまけに高さも同じで、立方体をなしているのです。 それぞれの長さは二千四百キロでした。 

17. 次に城壁の厚さを測ってみると、六十六メートルありました。 〔御使いは、これらの数字を読み上げました。〕

18-19. 都そのものは、ガラスのように透き通る純金でできていました。 城壁は碧玉で、さまざまの宝石がちりばめてある、十二の土台石の上に築かれていました。第一の土台石は碧玉、第二はサファイヤ、第三は玉髄、第四はエメラルド、第五は赤縞めのう、

20. 第六は赤めのう、第七は貴かんらん石、第八は緑柱石、第九はトパーズ、第十は緑玉髄、第十一はヒヤシンス石、第十二は紫水晶です。

21. 十二の門は、それぞれ、一つの大きな真珠でできていました。 大通りは、ガラスのように透き通る純金でした。

22. それにしても、都には、どこにも神殿が見あたらないのです。 というのも、全能の神である主と小羊とを、都のどこででも、自由に礼拝できるからです。 

23. 都には、太陽も月もいりません。 神様と小羊との栄光が、明るく照らしていたからです。 

24. その光は全世界に及ぶのです。 世界中の支配者たちが、それぞれの栄光を携えてやって来ます。 

25. 都の門は決して閉じられず、一日中、開かれたままです。 ここには夜がないからです。 

26. あらゆる国の栄光と誉れが、都に運ばれて来ます。 

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