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ヨハネの黙示録 17:4-11 リビングバイブル (JLB)

4. 女は紫と赤の服をまとい、金や宝石や真珠の、きらびやかな飾りを身につけていました。 また、みだらな行為であふれた、金の杯を抱えていました。

5. そして、額には「世界中のみだらな女と偶像礼拝者の母、大いなるバビロン」という、なぞめいたことばが刻まれていたのです。

6. 彼女は血に酔っているようでした。 しかもその血は、彼女が殺したクリスチャンの血だったので、私は背筋が凍りつく思いでした。

7. すると御使いが、こう語りかけました。 「なぜ、そんなに驚いているのですか。 この女と獣の正体を教えましょう。 

8. この獣は、昔は生きていましたが、今はいません。 しかし、やがて底なしの穴から現われて、永遠の滅びに突っ走るでしょう。 地上に住む人々のうち、世の初めから、いのちの書に名前が書かれていない人は、その絶滅したと思われていた獣が、もう一度姿を現わすのを見て、血の気を失うほど驚くでしょう。

9. さあ、よく考えなさい。 この獣の七つの頭とは、女の住む七つの丘に建てられた都のことです。 

10. それはまた七人の王を意味します。 そのうち五人の王は、すでに倒れました。 第六の王は現在、王位についており、第七の王は、まもなく姿を現わすでしょう。 しかし、その王座も長くはありません。 

11. 赤い獣そのものは、第八の王であり、彼が一度死んだということは、七人の中の一人として、以前、王座に君臨していたことを意味します。 彼は二度目に王となってから、最後の滅びに向かうのです。 

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