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ヨハネによる福音書 19:29-34 リビングバイブル (JLB)

29. そこには、ちょうど酸っぱいぶどう酒のつぼが置いてあります。 人々は、海綿を浸し、ヒソプの枝の先につけて、イエスの口もとに差し出しました。

30.  それをお受けになると、最後に「何もかもなしとげた」とひと言叫ばれ、息を引きとられたのです。

31.  まずいことに、翌日は安息日でした。 〔しかも特別に重要な日でした。〕ユダヤ人の指導者たちは、どうしても、死体を翌日まで十字架にかけっぱなしにしておきたくありません。 ピラトに、受刑者どものすねを折って早く死なせるよう取り計らってほしい、と願い出ました。 そうすれば、取り降ろせるからです。 

32. さっそく兵士たちが来て、イエスといっしょに十字架につけられた二人の男のすねを折りました。 

33. 最後に、イエスのところに来て見上げると、すでに死んでおられます。 それで、すねを折るのはやめにしました。 

34. ところが、兵士の一人が何を思ったのか、いきなり槍でわき腹を突きました。 すると、どうでしょう。 そこから血と水が流れ出たのです。 

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