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ヤコブの手紙 4:6-16 リビングバイブル (JLB)

6. 神様は私たちに、すべての悪い欲望に立ち向かうための強い力を、さらに与えてくださいます。 聖書に約束されているように、神様は、謙そんな者には力をお与えになりますが、高慢な者は敵視なさるのです。

7. ですから、神様の前に謙そんになりなさい。 そして、悪魔に立ち向かいなさい。 悪魔はしっぽを巻いて逃げるでしょう。 

8. 神様に近づきなさい。 そうすれば、神様も近づいてくださいます。 罪ある人たちよ。 罪の生活から足を洗いなさい。 純粋で真実な心の持ち主だと認めていただけるように、神様への思いで、心を満たしなさい。 

9. 悪いことをした時には、涙を流して、心から悲しみなさい。 笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。 

10. こうして、主の前で、自分がいかにつまらない存在か、いやというほど思い知らされる時、主はあなたがたを助け起こし、力づけてくださるのです。

11. 愛する皆さん。 批判や悪口に明け暮れてはいけません。 これが守れないようなら、「互いに愛し合いなさい」という神様のおきてを踏みにじるだけでなく、恐れ多くも、おきてのほうがまちがっていると、さばくことになるのです。 あなたがたのなすべきことは、おきての良し悪しを決めることではなく、それに従うことです。 

12. 正しくさばくことのできる方は、おきてを造られた神様お一人です。 神様だけが、意のままに、私たちを救ったり、滅ぼしたりなさるのです。 それなのに、あなたは何の権威によって、人をさばいたり、批判したりするのですか。

13. 「今日か明日、あの町に出かけ、一年ぐらい腰をすえて、一もうけしてやろう」ともくろむ人よ。 よく聞きなさい。 

14. 明日どんなことがわが身に起こるか、どうしてわかるでしょう。 あなたがたのいのちは、朝霧のように、はかないものです。 今は見えても、次の瞬間、消えてしまいます。 

15. ですから、こう言うべきです。 「もし主がお許しくださるなら、私は、あのこと、このことをしよう。」

16. ところが、あなたがたときたら、自分の計画に夢中なのです。 このように自分に頼っていては、決して神様をお喜ばせできません。

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