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マルコによる福音書 6:48-56 リビングバイブル (JLB)

48. ふと、ごらんになると、弟子たちは向かい風と波のためにこぎあぐね、危険にさらされています。 夜明けの三時ごろ、イエスは水の上を歩いて彼らに近づき、そのままそばを通り過ぎようとされました。 

49. ところが、弟子たちは湖上を歩くイエスを幽霊と見まちがい、恐怖のあまり大声をあげました。 

50. 皆が、おびえてしまったからです。 イエスはすぐに、「安心しなさい。 ほら、わたしです。 こわがることはありません」と声をおかけになりました。 

51. イエスが舟に乗り込まれると、風はぴたりとやみました。 弟子たちは訳がわからず、ただぼんやりと座っているだけでした。 

52. 前日の夕方、あれほどの奇蹟を目のあたりにしながら、弟子たちには、イエスがどんな方か、まだわかっていなかったのです。 彼らは、初めから信じようとしていなかったからです。

53.  一行は、湖の向こう岸のゲネサレに着き、舟をつなぎました。 

54. 彼らが舟から上がると、人々はすぐにイエスだと気づき、 

55. その地方全体に、イエスがおいでになったとふれ回りました。 寝たままの病人が次々にイエスのもとに運び込まれました。 

56. イエスがおいでになると、村でも町でも農場でも、人々は病人を広場に寝かせ、せめて着物のすそにでもさわらせてやってくださいと、必死に願うのです。 こうして、さわった者はみな治りました。本当に大切なのは心

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