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マタイによる福音書 5:34-42 リビングバイブル (JLB)

34. しかし、わたしは言いましょう。 どんな誓いも立ててはいけません。 たとい『天にかけて』と言っても、神に誓うのと同じです。 天は神の王座だからです。 

35. 『地にかけて』と言ってもいけません。 地は神の足台だからです。 また『エルサレムにかけて』と言って誓ってもいけません。 エルサレムは大王である神の都だからです。 

36. 『私の頭にかけて』と言って誓ってもいけません。 あなたがたは髪の毛一本さえ白くも黒くもできないからです。 

37. ただ『はい、そうします』とか、『いいえ、そうしません』とだけ言いなさい。 それで十分です。 誓いを立てることで約束を信じてもらおうとするのは、悪いことです。

38.  モーセの法律では、『人の目をえぐり出した者は、自分の目もえぐり出される。 人の歯を折った者は、自分の歯も折られる』とあります。 

39. しかし、わたしはあえて言いましょう。 暴力に暴力で手向かってはいけません。 もし右の頬をなぐられたら、左の頬も向けてやりなさい。 

40. 借金のかたに下着を取り上げようとする人には、上着もやりなさい。 

41. 荷物を一キロ先まで運べと命令されたら、二キロ先まで運んでやりなさい。 

42. 何か下さいと頼む人には与え、借りに来た人を手ぶらで追い返さないようにしなさい。

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