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マタイによる福音書 24:25-40 リビングバイブル (JLB)

25. いいですね。 よく警告しておきますよ。

26.  ですから、だれかが、『メシヤ(救い主)がまたおいでになった。荒野におられるぞ』と知らせても、わざわざ見に出かけることはありません。 また、『メシヤはこれこれの所に隠れておられるぞ』と言っても、信じてはいけません。 

27. なぜなら、メシヤのわたしは、いなずまが東から西へひらめき渡るようにして、帰って来るからです。 

28. 死体がある所には、はげたかが集まるものです。

29.  これらの迫害が続いたすぐあとで、太陽は暗くなり、月は光を失い、星は天から落ち、宇宙に異変が起こります。

30.  その時、わたしが来るという前兆が天に現われるのです。 地上のあらゆる国の人々は深い悲しみに包まれ、わたしが力とすばらしい栄光を帯びて、雲に乗って来るのを見ます。 

31. ラッパが高らかに鳴り響く中で、わたしは御使いたちを遣わします。 御使いたちは、天と地の果てから果てまで行き巡り、選ばれた者たちを集めるのです。

32.  さあ、いちじくの木から教訓を学びなさい。 いちじくの葉が出てくれば、夏は間近です。 

33. 同じように、このようなことが起こり始めたら、わたしは、もう戸口まで来ているのです。 

34. それらのことが全部起こってから、この時代は終わりになるのです。

35.  天地は消え去りますが、わたしのことばは永遠に残ります。 

36. だが、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。 御使いばかりか、神の子さえも、知らないのです。 ただ父だけがご存じです。 

37-38. ちょうど、ノアの時代のように。 当時の人々は洪水が襲う直前まで、やれ宴会だ、パーティーだ、結婚式だと陽気にやっていました。 

39. 何もかも押し流されてしまうまで、洪水のことなど信じようとしなかったのです。 わたしが来る時も、それと同じです。

40.  その時、二人の人が野良仕事をしていると、一人は天に上げられ、一人はあとに残されます。 

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