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マタイによる福音書 13:32-43 リビングバイブル (JLB)

32. それはどんな種よりも小粒ですが、生長すると大きな木になり、鳥が巣を作れるほどになります。」

33.  またさらに、こんなたとえ話もあります。 「天国は、女の人がパンを焼くのにも似ています。 小麦粉に、ほんの少しのイースト菌を入れるだけで、パン生地全体がふくらんできます。」

34-35. 群衆に話をする時は、イエスはいつも、このようなたとえ話をなさいました。 それは、預言者によって言われたことが実現するためでした。 「わたしはたとえを使って語り、世の初めから隠されている秘密を説き明かそう。」 

36. こうして、イエスが群衆と別れ、家に入られると、弟子たちは、さっきの毒麦のたとえの意味を説明してくださいと頼みました。

37.  イエスは、お答えになりました。 「いいでしょう。 良い麦の種をまく農夫とは、わたしです。 

38. 畑とはこの世界、良い麦の種というのは天国に属する人々、毒麦とは悪魔に属する人々のことです。 

39. 畑に毒麦の種をまいた者とは悪魔であり、収穫の時とはこの世の終わり、刈り入れをする人とは御使いたちのことです。

40.  この話では、毒麦がより分けられ、焼かれますが、この世の終わりにも、同じようなことが起こります。 

41. わたしは御使いを送って、人をそそのかす者や悪人たちをより分け、 

42. 炉に投げ込んで燃やしてしまいます。 悪人たちは、そこで泣きわめき、歯ぎしりしてくやしがるのです。 

43. その時、正しい人たちは、父の御国で太陽のように輝きます。 聞く耳のある人は、よく聞きなさい。

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