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マタイによる福音書 13:1-14 リビングバイブル (JLB)

1.  その日のうちに、イエスは家を出て、湖の岸辺に降りて行かれました。 

2-3. ところがそこも、またたく間に群衆でいっぱいになったので、小舟に乗り込み、舟の上から、岸辺に座っている群衆に、多くのたとえを使って教えを語られました。「農夫が畑で種まきをしていました。 

4. まいているうちに、ある種が道ばたに落ちました。 すると、鳥が来て、食べてしまいました。 

5. また、土の浅い石地に落ちた種もありました。 それはすぐに芽を出したのですが、 

6. 土が浅すぎて、十分根を張ることができません。 やがて日が照りつけると枯れてしまいました。 

7. ほかに、いばらの中に落ちた種もありましたが、いばらが茂って、結局、生長できませんでした。 

8. しかし、中には、耕された良い地に落ちた種もありました。 そして、まいた種の三十倍、六十倍、いや百倍もの実を結びました。 

9. 聞く耳のある人はよく聞きなさい。」

10.  その時、弟子たちが近寄って来て、尋ねました。 「どうして、人々にはいつも、このようなたとえでお話しになるのですか。」

11.  「あなたがたには天国を理解することが許されていますが、ほかの人たちはそうではないからです。」イエスはこうお答えになり、 

12. さらに続けて説明なさいました。 「つまり、持っている者はますます多くの物を持つようになり、持たない者はわずかな持ち物さえ取り上げられてしまいます。 

13. だから、たとえを使って話すのです。 彼らは、いくら見ても聞いても、少しも理解しようとしません。

14.  こうして、イザヤの預言のとおりになりました。『彼らは、聞くには聞くが理解しない。見るには見るが認めない。

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