旧約聖書

新約聖書

ヘブル人への手紙 13:11-25 リビングバイブル (JLB)

11. ユダヤ人のおきてによると、大祭司は罪のためのいけにえとして、殺された動物の血を携えて聖所に入りますが、動物の体は、町の外で焼かれることになっています。 

12. イエス様も、町の外で苦しみを受けて死なれました。 この、町の外で流された血によって、私たちの罪は洗いきよめられたのです。

13. だから私たちは、町の外に出て〔この世の人たちの関心事をあとにし、人々からさげすまれることも覚悟して〕、キリスト様のはずかしめを身に受け、共に苦しむために、この方のもとに行こうではありませんか。 

14. この世は、私たちの住む所ではなく、私たちは、天にある永遠の住まいを待ち望んでいるからです。

15. イエス様に助けられながら、神様のすばらしい御名を宣べ伝えることによって、常に、賛美の供え物をささげましょう。 

16. いつも、良い行ないをすることと、困っている人たちに持ち物を分けることとを心がけなさい。 神様はこのような供え物を、とても喜んでくださるのです。

17. 教会の指導者たちに服従し、喜んでその教えを実行しなさい。彼らの職務は、あなたがたのたましいを見守ることだからです。 しかも彼らは、この役目をどれだけ忠実に果たしたか、神様に報告する義務があるのです。 彼らが、悲しみながらではなく、喜んで報告できるようにしてやりなさい。 そうするのが、あなたがたの身のためでもあるのです。 

18. 私たちのために祈ってください。 私たちの良心は純粋であり、いつもそうありたいと願っているからです。 

19. そして今は、できるだけ早くあなたがたのところへ帰れるように、特に祈ってほしいのです。

20-21. 偉大な羊飼いである主イエス様を、死人の中から復活させてくださった平和の神様が、どうか、あなたがたに、神様の意志にそった行ないをするのに必要な、すべてのものを満たしてくださいますように。 神様とあなたがたとの間に立てられた永遠の契約の血によって、このことが可能となりますように。 また、キリスト様の力によって、主に喜ばれるものだけを、あなたがたのうちに造り出してくださいますように。 どうか、キリスト様に、栄光がいつまでもありますように。 アーメン。

22. 皆さん。 私がこの手紙で語ってきたことを、どうか忍耐して聞いてください。 これは要点だけを手短に書いたものです。 

23. なお、同志テモテが、牢獄から釈放されました。 もし彼が早く来れば、いっしょにあなたがたを訪問できるでしょう。 

24. あなたがたの指導者たち、またクリスチャンの皆さんに、よろしく伝えてください。 私といっしょにいるイタリヤのクリスチャンも、よろしくと言っています。 

25. 神様の恵みが、あなたがたと共にありますように。敬具

完全な章を読みます ヘブル人への手紙 13