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ヘブル人への手紙 13:1-14 リビングバイブル (JLB)

1. 真実の兄弟愛をもって、愛し合いなさい。 

2. よそから来た人を、親切にもてなしなさい。 中には、そうして、気づかないうちに御使いをもてなした人もいます。 

3. 獄中にある人たちのことを忘れてはいけません。 その境遇を思って、同じ気持ちになり、苦しみを共に分け合いなさい。 また、しいたげられている人たちの悲しみを、思いやりなさい。 あなたがたは、その苦しみがどんなものか経験ずみなのですから。

4. 結婚とその誓約を尊びなさい。 純潔を保ちなさい。 神様は不品行な者、姦淫する者を、まちがいなく、さばかれるからです。

5. お金を愛する心を捨て、現在、与えられているもので満足しなさい。 神様は、こう約束しておられるからです。 「わたしはどんな場合にも、あなたの期待にそむかず、あなたを見捨てない。」 

6. ですから、私たちは確信をもって、こう答えることができます。 「主は私を助けてくださいます。 だから、何もこわくありません。 ただの人間が、私にどんな手出しができましょう。」

7. 神様のことばを教えてくれた指導者たちのことを、思い出しなさい。 その生活からにじみ出た、すべての良いものに心をとめなさい。 そして、彼らに見ならって、主を信じなさい。

8. イエス・キリストは、昨日も今日も、いつまでも変わることがありません。 

9. ですから、いろいろの珍しい教えに心を奪われてはなりません。 あなたがたの霊的な力は、神様からの贈り物であって、ある特定の物を食べる、儀式上の規則によって得られるものではありません。 そのような規則は、たとい厳守しても、その人を助けてくれません。

10. 私たちには、キリスト様がいけにえとなられた十字架という祭壇があります。 ユダヤ人のおきてにしがみついて、救いを見いだそうとする人は、この祭壇から助けを受けることはできません。 

11. ユダヤ人のおきてによると、大祭司は罪のためのいけにえとして、殺された動物の血を携えて聖所に入りますが、動物の体は、町の外で焼かれることになっています。 

12. イエス様も、町の外で苦しみを受けて死なれました。 この、町の外で流された血によって、私たちの罪は洗いきよめられたのです。

13. だから私たちは、町の外に出て〔この世の人たちの関心事をあとにし、人々からさげすまれることも覚悟して〕、キリスト様のはずかしめを身に受け、共に苦しむために、この方のもとに行こうではありませんか。 

14. この世は、私たちの住む所ではなく、私たちは、天にある永遠の住まいを待ち望んでいるからです。

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