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ヘブル人への手紙 11:9-13 リビングバイブル (JLB)

9. そして、神様の約束された地に入ったあとも、外国からの旅行者のように、天幕生活を送りました。 神様から同じ約束を受けた息子のイサクと孫のヤコブも、この地で、同様に天幕生活を送りました。

10. アブラハムがこうした生活に耐えられたのは、揺るがぬ土台を基とした天の都に、神様は必ず連れて行ってくださると確信して、待ち望んでいたからです。 その天の都を設計し、建設されたのは、神ご自身にほかなりません。

11. アブラハムの妻サラの信仰も、すばらしいものでした。 サラはすでに年老いていたにもかかわらず、母親になることができました。 神様の約束は必ず実現すると、堅く信じていたからです。 

12. このようにして、年を取りすぎ、子供を生むことなど、全く絶望と思われていたアブラハムから、天の星や海辺の砂のように、数えきれないほどの子孫が生まれたのです。

13. 信仰に生きたこの人たちは、神様が約束されたものを手にしてから、死んだのではありません。 しかし彼らは、約束のものが待ち受けているのを見て、心から喜びました。 この地上がほんとうの故郷ではなく、自分がほんのつかの間、ここに滞在する旅人にすぎないことを、自覚していたのです。 

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