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ヘブル人への手紙 11:4-9 リビングバイブル (JLB)

4. アベルが神様の命令に従い、カインより、はるかに神様に喜ばれる供え物をささげたのは、信仰があったからです。 アベルの供え物が喜ばれたのは、神様が彼を受け入れてくださったことの証明にほかなりません。 アベルは、はるか昔に死にましたが、今なお彼から、神様への信頼について、多くの教訓を学べます。

5. エノクも、神様に信頼しました。 それで神様は、死を経験させずに、彼を、天に引き上げてくださいました。 神様が連れ去ったので、彼は、突然、姿を消したのです。 神様は、ご自分がどんなにエノクを大切に思っているかを、前々から告げておられました。 

6. 信仰がなければ、神様に喜ばれることはできません。 神様のもとに来ようとする人はだれでも、神様の存在と、熱心に神様を求めれば必ず報いられることとを、信じなければなりません。

7. ノアも、神様を信じた人です。 将来の出来事について、神様から警告を受けた時、洪水のきざしなど何一つなかったにもかかわらず、そのことばを信じました。 そして、時をむだにせず、すぐに箱舟の建造に取りかかり、家族を洪水から救いました。 神様を信じたノアの態度は、当時の人たちの罪や不信仰と比べて、ひときわ輝いています。 この信仰のゆえに、ノアは、神様に受け入れられたのです。

8. アブラハムは神様を信じました。 ですから神様に、生まれ故郷を離れて、新しく与えられる地に向かうようにと指示された時、そのことばに従いました。 彼は、行く先も知らずに出て行ったのです。 

9. そして、神様の約束された地に入ったあとも、外国からの旅行者のように、天幕生活を送りました。 神様から同じ約束を受けた息子のイサクと孫のヤコブも、この地で、同様に天幕生活を送りました。

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