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ピリピ人への手紙 3:1-7 リビングバイブル (JLB)

1. 愛する皆さん。 どんなことが起ころうと、主にあって喜びなさい。 こう何度も言いますが、それを私は、別にわずらわしくは思いませんし、あなたがたも聞かされたほうがいいのです。

2. 救われるためには割礼(男子の生殖器の包皮を切り取る儀式)を受ける必要があると教える、あの悪い連中を警戒してください。 危険な犬ですから。 

3. 肉体の一部を切り取りさえすれば、神様の子供になれるのではありません。 霊をもって神様を礼拝する者こそ、神様の子供なのです。 その礼拝こそが、ただ一つの真の「割礼」です。 クリスチャンの誇れることと言ったら、キリスト・イエスが成し遂げてくださったわざだけです。 自分で自分を救うことなどとてもできないと、よく知っているはずです。

4. しかし、万一、自分を救える見込みがある人間をあげるとしたら、それは私だ、と言ってもいいでしょう。 もし、人間的に見て救われる人がいるとしたら、私には、確かにその可能性があります。 

5. 生粋のユダヤ人として、由緒あるベニヤミンの家系に生まれた私は、八日目に、ユダヤ人のしるしとしての儀式である、割礼を受けました。 つまり、だれにも引けを取らない、正真正銘のユダヤ人です。 その上、ユダヤ教のおきてや習慣のすべてを守る点にかけては、最もきびしいパリサイ派に属していました。 

6. 熱心さの点ではどうだったかと言うと、もちろん、熱心なあまり、教会を激しく迫害したほどです。 そして、ユダヤ教のささいな規則や規定にも徹底的に従おうと、懸命に努力しました。

7. しかし、以前、非常に価値があると思っていたこれらのものを、今ではことごとく捨ててしまいました。 それは、ただキリスト様だけに信頼し、キリスト様だけに望みをかけるためです。 

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