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テモテヘの第一の手紙 5:10-23 リビングバイブル (JLB)

10. また、これまで善行を積み、評判のよかった人でなければなりません。 次のことを調べる必要があります。 子供をりっぱに育て上げたかどうか。 クリスチャンに限らず、見知らぬ旅人をも親切にもてなしたかどうか。 病人や困っている人に助けの手を差し伸べたかどうか。 常にだれにでも、やさしくふるまう心がまえでいたかどうか。

11. 若い未亡人を、そのような特別な婦人たちと同列に扱ってはいけません。 それというのも、若い人はキリスト様への誓いを無視して、再婚したがるからです。 

12. その結果、初めの約束を破ったというので、きびしい非難にさらされることになります。 

13. その上、彼女たちときたら、怠けやすく、あちこちの家を遊び歩いては、うわさ話に花を咲かせ、やたらに、おせっかいをやきたがるのです。 

14. それで私は、そういう若い未亡人には再婚を勧め、子供を産み、家庭を大切にするよう指導するのが一番だと思います。 そうなれば、だれにも非難されずにすむでしょう。 

15. 実際、すでに教会に背を向け、悪魔の誘いに乗って道を踏みはずした未亡人が、何人かいるからです。

16. もう一度念を押しますが、親類に未亡人をかかえている場合は、その面倒を見るべきです。 教会に余計な負担をかけてはいけません。 そうでないと、ほんとうに一人ぼっちで身寄りのない未亡人を援助するお金が、なくなってしまいますから。

17. 与えられた仕事を忠実に果たしている牧師は、それに見合う十分な報酬を受け、心から尊敬されるべきです。 説教と教育の両方に熱心に励んでいる牧師の場合は、特にそうでなければなりません。 

18. なぜなら、旧約聖書に「穀物を踏んで脱穀している牛に口輪をかけ、その穀物を食べるのを禁じてはいけない」とか、「働く者が報酬を受けるのは当然である」とか書いてあるからです。

19. 牧師への不満の訴えは、二、三人の証人がいなければ、取り上げてはいけません。 

20. 万一、牧師が実際に罪を犯した場合は、教会員全員の前で責めなさい。 その悪い例にならう人を一人も出さないためです。

21. 私は、神様と主イエス・キリストと聖なる御使いたちの前で、厳粛な思いで命じます。 あなたがその牧師と親しい間柄であろうとなかろうと、公平に対処しなければなりません。 

22. 牧師を選ぶ時は、慎重を期しなさい。 そうでないと、その人の罪を見のがす結果になり、あなたもその罪を黙認したことになるからです。 あなたも、いっさいの罪から離れ、きよい生活をしなさい。 

23. だからといって、ぶどう酒を全く断つ必要はありません。 病気がちのあなたには、むしろ胃の薬として、時々は少量を飲むように勧めます。

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