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テトスヘの手紙 1:1-4-9 リビングバイブル (JLB)

1-4. 神様の奴隷であり、イエス・キリストの使者であるパウロから、同じ主を信じる信仰によって、私の真実の息子となった、愛するテトスへ。どうか、父なる神と救い主キリスト・イエスが、あなたに祝福と平安とを注いでくださいますように。私は、神様に選ばれた人たちに信仰を与え、真理を教えるために、遣わされた者です。 神様の真理には、信じる人の生活を全く変える力があり、また、永遠のいのちを与える力もあります。 これは、世界が造られる前からの、神様の約束です。 神様は、うそをつくことができないお方です。 それで今、約束どおり、最善の時を選んで、この良い知らせを公表し、それをすべての人に告げ知らせる特権を、私におゆだねになったのです。 こうして私は、救い主である神様によって、この働きに任命されたのです。

5. ところで、あなたをクレテ島に残して来たのは、島の教会を強めるため、思う存分働いてもらいたかったからです。 前もってお願いしておいたように、私の指示どおり、牧師を町ごとに任命してください。 

6. 牧師として選ぶ人は、正しい生活を送っていて、世間的にも評判のよい人でなければなりません。 すなわち、ちゃんとした結婚をしており、子供も、主を愛するクリスチャンでなければなりません。 かりにも、子供が親に反抗的だとか、乱暴者だとか、とかくのうわさのある人は避けなさい。

7. 牧師は神様に仕える者ですから、だれからも非難されない人であるべきです。 高慢な人、短気な人、大酒飲み、けんか好き、金銭欲の強い人に、その資格はありません。 

8. 心から客をもてなし、善意にあふれ、考え深く、だれにでも公平で、良識ある、きよらかな心の持ち主でなければならないのです。 

9. また、教えられた真理にしっかりと立つ、信仰の強い人であることも大切な条件です。 なぜなら、彼らの使命は、人々に真理を教え、反対する者に、その誤りを、はっきり指摘することにあるからです。

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