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コリント人への第二の手紙 7:8-12 リビングバイブル (JLB)

8. あの手紙を書き送ったことを、もう後悔してはいません。 実は、あれが、あなたがたをどんなに苦しめたかを知って、一時はとても後悔したのです。 けれども、あなたがたを苦しめたのは、つかの間にすぎませんでした。 

9. 今では、あの手紙を送ってよかった、と思っています。 苦しませたからではなく、その苦しみのおかげで、あなたがたが神様に立ち返ったからです。 それは、神様がご自分の民に経験させたいと望んでおられる、良い意味での悲しみだったのです。 もうこれで、そちらに行ってきびしくしからないですみます。 

10. 罪と縁を切らせ、永遠のいのちを求めさせるために、時々、神様は、悲しみを与えます。 そのような悲しみを、嘆いてはなりません。 しかし、クリスチャンでない人の悲しみは、真の悔い改めの悲しみではなく、永遠の死を食い止める力がありません。

11. 考えてもごらんなさい。 主が与えられたこの悲しみは、どんなに益となったことでしょう。 あなたがたはそこで絶望せず、かえって、私が手紙で指摘した罪を取り除こうと、真剣に誠意をもって、しかも熱心に努力しました。 あんな出来事が起こったことに恐れをいだき、私の来訪と助けとを心から願うに至りました。 正面からこの問題に取り組み、罪を犯した者を処罰して、問題を解決しました。 実際、事態を正しく処理するために、あなたがたは、できる限りのことをしたのです。

12. あの手紙は、あなたがたが、どんなに私たちのことを心にかけていてくれるか、主の前で明らかにするために書きました。 実は、これこそ、例の罪の張本人や被害者である父親を助けること以上に、私が願ったことなのです。

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