旧約聖書

新約聖書

コリント人への第二の手紙 7:2-10 リビングバイブル (JLB)

2. どうか、もう一度心を開いてください。 だれ一人、私たちから害を受けた人はいないはずです。 また、惑わされた人もいません。 私たちがだましたことも、人をうまく利用したこともありません。 

3. あなたがたをしかったり、責めたりするつもりで、こう言うのではありません。 前にも言ったように、私はいつも心の中であなたがたのことを思い、あなたがたと生死を共にしているのです。 

4. 限りない信頼を寄せ、あなたがたを、たいへん誇りに思っています。 おかげで大いに勇気づけられました。 さまざまの苦しみの中でも、いつも幸福でした。

5. マケドニヤに着いた時、私たちには、少しの安らぎもありませんでした。 外側には四方八方に困難が立ちふさがり、内側は恐れと不安でいっぱいでした。 

6. その時、意気消沈している者を励ましてくださる神様は、テトスの到着によって、元気づけてくださいました。 

7. また、テトスの到来もさることながら、彼があなたがたのところですばらしい時を過ごしたと聞いて、とてもうれしく思いました。 あなたがたが、どんなに私の訪問を待ちこがれているか、この前の事件でどんなに嘆き悲しんでいるか、また、どんなに私に忠実であり、心から愛してくれているかを、彼が報告してくれました。 それを聞いて、私はほんとうに喜びました。

8. あの手紙を書き送ったことを、もう後悔してはいません。 実は、あれが、あなたがたをどんなに苦しめたかを知って、一時はとても後悔したのです。 けれども、あなたがたを苦しめたのは、つかの間にすぎませんでした。 

9. 今では、あの手紙を送ってよかった、と思っています。 苦しませたからではなく、その苦しみのおかげで、あなたがたが神様に立ち返ったからです。 それは、神様がご自分の民に経験させたいと望んでおられる、良い意味での悲しみだったのです。 もうこれで、そちらに行ってきびしくしからないですみます。 

10. 罪と縁を切らせ、永遠のいのちを求めさせるために、時々、神様は、悲しみを与えます。 そのような悲しみを、嘆いてはなりません。 しかし、クリスチャンでない人の悲しみは、真の悔い改めの悲しみではなく、永遠の死を食い止める力がありません。

完全な章を読みます コリント人への第二の手紙 7