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コリント人への第二の手紙 10:8-18 リビングバイブル (JLB)

8. あなたがたに対する権威――それは人を助けるためのものであり、傷つけるためではありません――を、必要以上に誇っているように見えるかもしれません。 しかし、それについては多少誇りすぎても、恥とはならないでしょう。 

9. こう言うのも、手紙での叱責が、ただの脅しと受け取られたくないからです。

10. こう言う人もいます。 「パウロの手紙なんか気にするな。 偉そうなことを言っても、口先だけさ。 実際に会ってみればよくわかるよ。 いかにも頼りなげで、あれほどへたな説教者はいないな。」 

11. こんな人たちに対しては、今度そちらに行ったら、手紙の文面どおり、きびしくふるまうつもりです。

12. よく、自分はたいへんすぐれた人物だと、自己宣伝をする人がいますが、私は、そのまねをするつもりはありません。 彼らは、ただ、お互いに比較し合ったり、つまらない尺度で、自分を評価したりするのです。 なんてばかげたことでしょう!

13. しかし私たちは、持ってもいない権威を誇るようなことはしません。 私たちの目標は、神様が立ててくださった計画を実行することです。 それには、そちらであなたがたのために働くことも含まれています。 

14. 私たちは、自分の分もわきまえずに、権威をふり回しているわけではありません。 キリスト様についての良い知らせを、最初にあなたがたに伝えたのは、私たちなのですから。 

15. ほかの人の業績を、自分のものだと主張しているのではありません。 ただ、あなたがたの信仰が成長し、〔私たちに許された限度内であっても〕あなたがたの間での私たちの働きが、大いに広がることを望んでいるのです。

16. そして、さらに遠くの町々、まだだれも働いていない町々にまで、良い知らせを宣べ伝えることができるのです。 そうすれば、だれかの活動領域を荒らしたというような問題は、起きないでしょう。 

17. 「誇りたい者は、主のなさったことを誇れ。 自分を誇るな」と旧約聖書にあるとおりです。 

18. 自分を誇り、その業績を自慢する人は、つまらない人間です。 しかし、主の推薦を受ける人は、真に価値ある人です。

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