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コリント人への第一の手紙 7:3-10 リビングバイブル (JLB)

3. 夫は妻に、妻が当然受けるものを、すべて与えなければなりません。 妻もまた、夫に同様の義務を負っています。 

4. 結婚した女性は、もはや自分の体を自分の思いのままにする権利はありません。 妻の体に対する権利は、夫にもあるからです。 同様に、夫も、もはや自分の体を自分の一存で、どうこうすることはできません。 妻も、夫の体に対する権利を持っているからです。 

5. ですから、互いにこの権利を拒んではなりません。 ただ一つの例外があります。 ひたすら祈りに専心するため、二人が合意の上で、一定の期間、夫婦生活から離れる場合です。 そのあと、二人はまたいっしょになるべきです。 それは、自制力の弱さにつけ込む、サタンの誘惑を避けるためです。

6. 私は、結婚しなければならない、と言っているのではありません。 ただ、結婚したければ、してもかまわない、と言っているのです。 

7. 私の願いは、だれもが私のように、結婚しないでもやっていけることです。 しかし、人それぞれです。 神様は、ある人には、夫となり妻となる恵みを与え、ほかの人には、独身のまま幸福にすごす恵みを与えておられます。 

8. さて、独身者と未亡人にひとこと言いますが、もし私のようにしていられるなら、独身のままでいるほうが良いのです。 

9. しかし、もし自制できないなら、ためらわずに結婚しなさい。 情欲を燃やすよりは、結婚するほうが良いからです。

10. 次に、結婚した人たちには、こうしたほうが良いと、単に忠告するのではなく、はっきりと命令しておきます。 この命令は、私が考え出したものではありません。 主ご自身からの命令です。 妻は、夫と別れてはいけません。 

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