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コリント人への第一の手紙 7:21-33 リビングバイブル (JLB)

21. あなたが奴隷でも、そのことを気にしてはいけません。 しかし、もし自由の身になる機会があれば、もちろん自由になりなさい。 

22. もし奴隷のあなたが主に召されたのなら、キリスト様は恐ろしい罪の力からあなたを解放して、自由の身にしてくださったことを忘れてはなりません。 また、もしあなたが自由人であって、主に召されたのなら、今はキリスト様の奴隷であることを忘れてはなりません。 

23. あなたがたは、キリスト様が、代価を払って買い取ってくださった身であり、キリスト様のものなのです。 ですから、こうした、この世の誇りや恐れのすべてから、自由になりなさい。 

24. 愛する皆さん、クリスチャンになった時の状態がどんなものであろうと、その状態にとどまっていなさい。 主が今、助けてくださるからです。

25. さて、今度は別の質問を取り上げましょう。 未婚の女性は結婚してもよいか、ということでしたね。 この問題について、私は主からとりたてて命令を受けたわけではありません。 しかし、主は恵みによって私に、人々から信頼されるに足る知恵を授けてくださいました。 それで、喜んで私の見解を申し上げましょう。

26. クリスチャンは、現在、大きな危機に直面しています。 そこが問題なのです。 このような時には、結婚しないでいるのが一番良いと考えます。 

27. だからといって、もちろん、すでに結婚している人は別れてはなりません。 しかし、もし結婚していないなら、このような時に、結婚を急いではなりません。 

28. しかし、もし男性が、どうしても結婚しようと決心し、いま結婚したとしても、それは正しいことです。 また、このような時に女性が結婚したとしても、罪を犯すわけではありません。 ただし、結婚すれば、余計な問題をかかえ込むことになるでしょう。 今は、そんな目に会ってほしくないのです。

29. 私たちに残された時間はきわめて短く、主の仕事をする機会もきわめて少ないのです。 そんなわけで、妻のある者も、主のために、できるだけ身軽にしていなければなりません。 

30. 喜びとか、悲しみとか、財産などが、神様の仕事をする妨げになってはなりません。 

31. この世の魅力的なものに接する機会の多い者たちは、その機会を正しく利用し、おぼれることがないようにしなさい。 現在あるがままの世界は、やがて過ぎ去るからです。

32. 何をするにしても、あなたがたがあれこれ思いわずらわないようにと願います。 独身の男性の場合、時間を主の仕事のためにささげることも、どうしたら主に喜んでいただけるかを常に考えることもできます。 

33. しかし、結婚した男性は、そうはいきません。 どうしても、この世での責任や、妻を喜ばせることに、気を取られがちになります。 

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