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コリント人への第一の手紙 2:2-13 リビングバイブル (JLB)

2. なぜなら、イエス・キリストと、その十字架上の死以外は語るまい、と決心したからです。 

3. 私は弱々しく、おずおずと、震えおののきながら、あなたがたのところへ行きました。 

4. また私の説教も、雄弁な説得力あることばや、人間的な知恵にはほど遠く、全く単純そのものでした。 しかし、そのことばには神様の力がこもっていて、聞く人々は、それが神様からのことばだとわかったのです。 

5. 私がそうしたのは、あなたがたの信仰が、人間のすぐれた思想にではなく、神様に根ざしてほしかったからです。

6. とはいえ、成長したクリスチャンの間では、私はすぐれた知恵のことばを語ります。 しかしそれは、この地上の知恵ではなく、また、滅ぶべき運命にある、この世のお偉方の気に入る知恵でもありません。 

7. 私たちのことばに知恵があるのは、それが神様から出た教えで、天の栄光に導く、神様の知恵に満ちた計画を告げるものだからです。 この特別の計画は、以前は隠されていましたが、世界の始まる前から、私たちのために備えられていたものです。 

8. しかし、この世の偉い人々は、このことを理解しませんでした。 もし理解していたら、まさか栄光の主を十字架につけるようなまねは、しなかったでしょう。

9. まさに、旧約聖書の次のことばどおりです。「普通の人が、これまで見聞きしたことも、想像したこともないほどすばらしいことを、神様は、ご自分を愛する人々のために用意してくださった。」

10. しかし私たちには、このすばらしいことがわかっています。 神様がご自分の御霊を通して知らせてくださったからです。 神の御霊は、神様の最も奥深い秘密を探り出して、それを教えてくださるのです。 

11. 人が何を考えているか、その人が実際にどんな人間であるか、本人以外にはわかりません。 同様に、神様の考えを知りうるのは、神の御霊以外にありません。 

12. 事実、神様は私たちに、この世の霊ではなく、ご自分の御霊を与えてくださいました。 それは、神様からの、すばらしい恵みと祝福という贈り物を、私たちが知るためです。

13. この贈り物について話す時、私たちは、自分が人間として選んだことばではなく、聖霊様によって教えられたことばを使ってきました。 つまり、聖霊様のことを説明するには、聖霊様のことばを用いるのです。 

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