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コリント人への第一の手紙 15:30-44 リビングバイブル (JLB)

30. また、なぜ私たちは、いつも死に直面し、いのちの危険にさらされるのに、甘んじているのでしょうか。 

31. 事実、私は毎日、死に直面しています。 このことは、あなたがたの主にある成長を、私が誇るのと同じように、確かなことです。 

32. もし私が、この地上の生涯のために、野獣――それはエペソの人たちのことですが――と戦ったのだとしたら、どれだけの価値があるでしょう。 死後の復活などありえないのなら、「大いに飲み食いして、愉快に過ごそう。 文句があるか。 どうせ明日は死ぬ身だ。 死ねば、何もかもおしまいなのだ」ということになります。

33. そう言う人たちにだまされてはいけません。 それに耳を傾けていると、同じ状態に陥ってしまいます。 

34. 目を覚まして、罪を犯すのをやめなさい。 恥をかかせるつもりで、あえて申しますが、あなたがたの中には、神様について実際には何も知らない、全くクリスチャンらしくない人がいます。

35. しかし、こう聞く人もいるでしょう。 「死人は、どのように復活するのですか。 どんな体になるのですか。」 

36. なんとばからしい質問でしょう。 畑を見れば、わかるではありませんか。 まいた種は、まず死ななければ、芽を出しません。 

37. そして、その種から出る緑の芽は、初めの種とは全く別物です。 土にまくのは、麦でも何でも、干からびた小さな種粒だからです。 

38. ところが神様は、その種に、それぞれにふさわしい、美しく新しい体を与えてくださいます。 それで、いろいろな種類の種から、それぞれ植物が生長してくるのです。 

39. いろいろな種類の種や植物があるように、肉にもいろいろな種類があります。 人間、獣、鳥、魚は、それぞれみな異なっています。

40. 天の御使いは、私たちとは全く異なった体を持っています。 その美しさや栄光は、人間の体の美しさや栄光とは異なっています。

41. 太陽には太陽の栄光があり、月や星には別の栄光があります。 一つ一つの星にも、美しさや輝きに違いがあります。

42. 同じように、死んだら朽ち果てる、私たちの地上の体は、復活の時に与えられる体とは異なったものです。 復活の体は決して死にません。 

43. 今の体は、病気や死で、私たちを悩まします。 しかし、復活の時には、それは栄光に満ちたものとなるのです。 確かに、今は死ぬべき弱い体ですが、復活の時には、力にあふれた体となるのです。 

44. 今は死ぬべき人間の体にすぎませんが、復活の時には、神様から与えられる超自然の体になります。 自然のままの人体があるように、神様からの超自然の体も存在するのです。

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