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コリント人への第一の手紙 15:21-31 リビングバイブル (JLB)

21. 一人の人〔アダム〕の行為によって、死がこの世に入って来ました。 そして、このもう一人の人〔キリスト〕の行為によって、今や、死人の復活は事実となったのです。 

22. 人はみな、罪深いアダムの子孫として、その血縁のために、死ななければなりません。 罪のあるところには、その結果として、死もあるのです。 しかし、キリスト様と血縁関係にある者はみな、やがて復活します。 

23. ただし、順番があります。 最初にキリスト様が復活なさいました。 次に、キリスト様が帰って来られる時に、彼に属する全員が復活します。

24. そのあとで、終わりが来ます。 その時、キリスト様はあらゆる敵を滅ぼし、国を父なる神にお渡しになります。 

25. 王としてキリスト様が支配なさるのは、敵を全滅させる時までだからです。 

26. その敵の中には、最終の敵である死も入っています。 死もまた、打ち破られ、とどめを刺されなければならないのです。 

27. というのは、キリスト様には、すべてのものを支配する権威が、父なる神から授けられているからです。 ただ、すべてのものと言っても、この支配権をお授けになった父なる神だけは、もちろんキリスト様の支配下に含まれません。 

28. キリスト様は、ついにあらゆる敵との戦いに勝利を収めると、神の子として、自分を父なる神の支配におゆだねになります。 それは、子にすべてを征服する力をお授けになった神様が、最終的に、最高の存在となられるためです。

29. もし死人の復活がないのなら、死んだ人のためにバプテスマ(洗礼)を受ける人たちには、何の意味があるのですか。 将来の死人の復活を信じてもいないのに、どうしてそんなことをするでしょう。

30. また、なぜ私たちは、いつも死に直面し、いのちの危険にさらされるのに、甘んじているのでしょうか。 

31. 事実、私は毎日、死に直面しています。 このことは、あなたがたの主にある成長を、私が誇るのと同じように、確かなことです。 

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