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コリント人への第一の手紙 14:4-11 リビングバイブル (JLB)

4. ですから、「異言を語る」者は、自分の信仰を成長させますが、神様のことばを語って預言する者は、教会全体が幸福になることと、きよくなることとを助けるのです。

5. もちろん私は、あなたがたがみな、「異言を語る」才能を与えられることを望んでいます。 しかし、それにもまして、神様のことばを語って預言してくれることを望みます。 なぜなら、聞いたこともないことばで話すよりも、預言することのほうが、はるかにまさっており、有益だからです。――もっとも、異言のあとで、その内容をわかるように説明できるなら、それも、少しは役立つでしょう。

6. 愛する皆さん。 私があなたがたのところで、異言を語ったとしても、どうしてプラスになるでしょう。 しかし、もし神様から与えられたひらめきを語り明かし、また、いま私にわかっていることや、これから起こることや、神のことばの真理を語るなら、それは、あなたがたにとって必要かつ有意義なことです。 

7. 異言で語るより、はっきりした、わかりやすい国語で語るほうがよいことは、笛やハープのような楽器のことを考えてみても、わかります。 はっきりした音色が出なければ、どんな曲を演奏しているのか、だれにもわからないからです。 

8. もし軍隊のラッパ手が、はっきりした音を出さなければ、それが戦闘の合図であっても、兵士にはわかりません。 

9. 相手に理解できないことばで話しかける場合も、同様です。 まるで、だれもいない空間に、話しかけるようなものです。

10. 世界には、非常に多くのことばがありますが、どのことばも、それがわかる人にはすばらしいものです。 

11. ところが私には、ちんぷんかんぷんなのです。 そのようなことばで話しかけてくる人と私とは、お互いに外国人同士ということになります。 

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