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コリント人への第一の手紙 11:9-23 リビングバイブル (JLB)

9. また、最初の男アダムは、エバのために造られたのではなく、エバが、アダムのために造られたのです。 

10. そういうわけで、女は、男の権威の下にあるしるしとして、頭にかぶり物を着けなければなりません。 すべての御使いたちがそれを認めて、喜ぶためです。

11. しかし、神様の計画では、男と女は、お互いを必要とし合う存在であることを、忘れてはなりません。 

12. なぜなら、最初の女は男から造られたとは言っても、それ以後、男はすべて、女から生まれたからです。 そして、男も女も、両方をお造りになった神様から出ているのです。

13. あなたがたは、この問題について、実際にどう考えますか。 女がかぶり物も着けずに人前で祈ることは、正しいでしょうか。 

14-15. 女が頭をおおうことは、感覚的にもきわめて自然ではありませんか。長い髪は女の誇りだからです。 ところが、男の長い髪は恥なのです。 

16. たとい、この点について別の意見の人がいても、私はこのようにしか教えません。 すなわち、女が教会で公に預言したり祈ったりする時は、必ずかぶり物を着けなさい、と。 このことは、どこの教会でも同じように考えています。

17. さて、もう一つ、私が不服に思っている事を書きます。 あなたがたの聖餐式の集まりが益になるどころか、かえって、害になっているように思えるからです。 

18. その席で議論し合い、分裂がますます深刻化していると、私の耳にも伝わってきます。 ですから、それを信じないわけにはいきません。 

19. たぶん、あなたがたは、だれが正しいかはっきりさせるには、分裂もやむをえないと思っているのでしょう。

20. あなたがたの集まりは、主の晩餐のためではなく、 

21. 自分たちの食事をするためのものです。 ほかの人と分け合おうと待っている人など、一人もいず、早い者勝ちにがつがつ食べているそうではありませんか。 おかげで、十分食べられずにお腹をすかしている者もいれば、浴びるほど飲んで酔っぱらっている者もいる、ということです。 

22. 何ということでしょう。 ほんとうに、そうなのですか。 食べたり飲んだりなら、自分の家でできるではありませんか。 そうすれば、教会の名誉を傷つけたり、食べ物を持って来られない貧しい人たちに、恥をかかせたりしないですみます。 このことについて、何と言ったらよいでしょう。 ほめてでも、もらいたいのですか。 まさか! そうはいきません。

23. なぜなら、以前あなたがたに伝えたとおり、聖餐式について、主ご自身がこう言われたからです。 すなわち、ユダが主イエスを裏切った日の夜、主イエスはパンを取り、 

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