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コリント人への第一の手紙 10:14-26 リビングバイブル (JLB)

14. ですから、愛する皆さん、偶像礼拝は、どんなものでも、用心深く避けてください。

15. あなたがたは頭がよいのですから、私の言うことが正しいかどうか、自分で考え、判断してください。 

16. 私たちが聖餐式で主の食卓に着き、ぶどう酒を飲んで、主の祝福を求める時、それは、そのぶどう酒を飲む者がみな、キリスト様の血の祝福を共に受けることを、意味しないでしょうか。 また、一つのパンをちぎって共に食べる時、それは、私たちがキリスト様の体の恩恵を共に受けることを、示すのではないでしょうか。 

17. 私たちの数がどんなに多かろうと、問題ではありません。 みな同じパンを食べて、同じキリスト様の、体の部分であることを示すのです。 

18. ユダヤ人のことを考えてごらんなさい。 供え物を食べる者はみな、それによって一つとされているのです。

19. 私は何を言おうとしているのでしょうか。 異教徒たちが供え物をささげる偶像は、実際に生きているとか、ほんとうの神であるとか、あるいは、偶像への供え物に何か価値があるとか、言おうとしているのでしょうか。 とんでもありません。 

20. 私が言いたいのは、偶像に物を供える人は、もちろん神様にではなく、悪霊にささげる点で、みな一つに結ばれているということです。 あなたがたの中から、偶像への供え物を異教徒たちと共に食べたりして、悪霊の仲間になる人など、一人も出てほしくありません。 

21. 主の食卓の杯と悪霊の食卓の杯の両方を飲むことはできません。 同じように、主の食卓のパンと悪霊の食卓のパンを、両方とも食べることなどできません。

22. いったい、あなたがたは、主を怒らせようとしているのですか。 自分が主よりも強いとでも言うのですか。 

23. もし食べたければ、偶像への供え物を食べても、一向にかまいません。 その肉を食べても、神様のおきてに反しません。 しかし、だからといって、それをどんどん食べてよい、ということにはなりません。 たとい、少しもおきてに反しないことでも、最善とは限らず、また有益でない場合もあるのです。 

24. 自分のことばかり考えてはいけません。 他人を思いやり、何がその人にとって最善か、よく考えなさい。

25. こうすればよいのです。 市場で売られている肉は、どれでも自由に食べなさい。 それが偶像に供えられた物かどうか、いちいち尋ねなくてよいのです。 そうすれば、良心を傷つけることもないでしょう。 

26. 地と、地上にある良いものはみな、主のものであり、あなたがたを楽しませるために、あるのですから。

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